週報No.2471 詩篇(165)詩篇61篇5~8節「恵みとまこと」

週報No.2471 詩篇(165)詩篇61篇5~8節「恵みとまこと」

2024年11月17日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   愛の喜び            301番
使徒信条
讃  美   主イエスは真のよき羊飼い    901番
聖書交読   イザヤ書18章1~7節
主の祈り
讃  美   聖霊がほほえむよ        1012番
聖書朗読   詩篇61篇5~8節
メッセージ  詩篇(165)         眞部明牧師
「恵みとまこと」
讃  美   イエス・キリストの恵みは    943番
頌       栄   栄光あれや                                          3番

詩篇61篇5~8節
61:5 まことに、神よ。あなたは私の誓いを聞き入れ、御名を恐れる者の受け継ぐ地を私に下さいました。
61:6 どうか王のいのちを延ばし、その齢を代々に至らせてください。
61:7 彼が、神の御前で、いつまでも王座に着いているようにしてください。恵みとまこととを彼に授け、彼を保つようにしてください。
61:8 こうして、私は、あなたの御名を、とこしえまでもほめ歌い、私の誓いを日ごとに果たしましょう。【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「恵みとまこと」(一部分)

この神の国の永遠の後継者は、イエス・キリストだけです。

パウロは、「私たちは神の協力者であり、」(Ⅰコリント3:9)と言っています。

神は、神の王国の王の後継者に、人間の王を選びませんでした。ダビデの子孫であっても。

神の御子イエス・キリストを任命されたのです。それ以外の牧師も、伝道者も、教師も、神のしもべに過ぎません。

ダビデも、そのことを預言しています。

7節後半「恵みとまことを彼に授け、」

神の「恵みとまこと」でご支配されるお方は、イエス・キリスト以外にはおられません。

「神は恵みとまことを送られるのです。」(詩篇57:3)

「恵みとまことは、互いに出会い、義と平和とは、互いに口づけしています。」(詩篇85:10)

「義と公正は、あなたの王座の基。恵みとまことは、御前に先立ちます。」(詩篇89:14)

これらの詩篇の聖句と、次のヨハネの聖句を比べてみてください。

「この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネ1:14後半)

「私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのです。というのは、律法はモーセによって与えられ、恵みとまことはイエス・キリストによって実現したからです。」(ヨハネ1:16~17)

「だから、神の国とその義とを、まず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)

ダビデが詩篇で祈っていた「恵みとまこと」は、イエス・キリストにおいて、実現し、イエス・キリストによって、私たちに与えられています。

義は、旧約では、神のみわざやさばきの基準でしたが、マタイ6:33では、神のご牲質として、私たちが第一に求めるべきものと、言われています。

「キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。」(コロサイ2:9)

神の恵みとまことを、持ち続けている者は、神の王国を持っている人です。

5~7節で、ダビデが神に求めたものは、ダビデの子孫として、人となられたイエス・キリストによって、完全に実現したのです。

5節の「御名を畏れる者の受け継ぐ」地は、神の国です。

6~7節前半は、私たちの王キリストと、キリストの王座の永遠性を強調しています。

7節後半の、「恵みとまこと」は、イエス・キリストによって与えられます。

8節は、ダビデの祈りの結びです。

8節「こうして、私は、あなたの御名を、とこしえまでもほめ歌い、私の誓いを日ごとに果たしましょう。」

なぜ、ダビデは、絶望状態から、神を賛美する心の状態に、変えられたのでしようか。

その理由は、二つあります。

第一は、ダビデが信じて従っていた神は、真実で、生ける神であられるからです。

第二に、ダビデは、絶望状態の中でも、自暴自棄にならず、神にだけ、痛切に、叫び求めたからです。

周りの状況によって、左右されない信仰が、ダビデの信仰です。

あなたの信仰は、見えるところの状況によって、失望落胆していませんか。

イエス様から、目を離していませんか。

主イエス様から目を離さず、主を叫び求める信仰を活用してください。

他に、どんな秘訣もありません。

「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。」(ヘブル12:2)

<今週の活用聖句>

へブル人への手紙12章2節
「信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。」

<集会案内>

◇11月20日(水)聖別会(209)
動詞の時制に見られる神のみわざ(5)
「全き聖化における転機的時制(3)」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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