週報No.2450 詩篇(144)詩篇54篇1節「神は私の助け主」

2024年6月23日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   主イエスと交わる        152番
使徒信条
讃  美   私のイエスよ          155番
聖書交読   イザヤ書6章1~8節
主の祈り
讃  美   みたまよ祈りのことばもなく   156番
聖書朗読   詩篇54篇1節
メッセージ  詩篇(144)         眞部明牧師
「神は私の助け主」
讃  美   主よわが身に恵みを       157番
頌 栄   栄光あれや  3番

詩篇54篇1節
 < 54 > 指揮者のために。弦楽器に合わせて。ダビデのマスキール。ジフの人たちが来て、「ダビデはわれらの所に隠れているではないか」とサウルに言ったとき
54:1 神よ。御名によって、私をお救いください。あなたの権威によって、私を弁護してください。詩 54:1 神よ。御名によって、私をお救いください。あなたの権威によって、私を弁護してください。

【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「神は私の助け主」(一部分)

ダビデは、何でも行動を起こす前に、主に尋ねてから動きました。
「私が行って、このペリシテ人を打つべきでしょうか。」
主はダビデに、「行け。ペリシテ人を打ち、ケイラを救え。」と命じました。

しかし、ダビデの部下たちは反対しました。「自分たちはサウルの追跡を逃れて、ここユダに逃れて来て、ここにいてさえ、サウルを恐れているのに、ケイラのペリシテ人の陣地に攻めて行けるでしょうか。」

ここに、リーダーのダビデと部下の者たちの信仰の違いが、はっきり見られます。ダビデは逃亡中であるとはいえ、主に従っているという信仰がはっきりしていたので、主のご命令であれば、直ぐに積極的に従うことができたのです。しかし、部下たちは目先の自分たちの置かれている状況だけを見て、恐れてしまったのです。

恐れている者は、わなにかかり、主のご命令に従うことができません。

「人恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる。」(歳言29:25)

「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主があなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア記1:9)

「愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴っているからです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。」(Ⅰヨハネ4:18)

主を愛している者だけが、主のご命令に積極的に自分から従うことができるのです。

ダビデは、部下たちの意見を聞いて「ああ、そうか。」と言って、終わりにしませんでした。ダビデは、もう一度、主に尋ねています。

主のお答えは同じでした。「さあ、ケイラに下って行け。わたしがペリシテ人を、あなたの手に渡すから。」

もし、ペリシテ人をそのまま放っておいたなら、被害は更に広がっていたでしょう。ダビデと部下は、主のお約束とご命令に従って、ケイラに行き、ケイラの住民を救ったのです。

人が動くと、風も動きます。その情報が、あちこちに飛んで行きます。

先ず、ダビデがケイラに行ったことが、ドエグに殺された祭司アヒメレクの子のエブヤタルに聞こえて、エブヤタルが真っ先にケイラのダビデのもとに逃げて来ました。

エブヤタルの父の祭司アヒメレクは、サムエル記第一 21章で、ダビデがアヒメレクの所に立ち寄って、祭司のパンを受け、助けてもらったことが理由で、22章でサウルの命令で、エドム人ドエグによって殺され、85人もの祭司が殺されています。

その時から、エブヤタルも逃亡の生活をしていたのですが、ダビデがケイラにいることを聞いて、合流して来たのです。

しかし、この情報は、仲間にだけでなく、敵の側にも伝わってしまいました。サウルも、ダビデがケイラに行ったことを喜んでいます。ケイラは、扉とかんぬきがある町で、そこに逃げ込むと、サウルの家来が大軍で攻めるだけで、ダビデたちを一網打尽に捕らえて、打つことができるので、サウルは喜んだのです。

サウルは嫉妬と妬みに燃えて、ダビデを打とうとしている自分の悪も考えないで、「神は彼らを私の手に渡された。」と言って、喜ん
だのです。サウルは、自分に都合の好いように、信仰を悪用しているのです。神が、サウルのような人を祝するはずがありません。しかし本人は、自分が神に逆らっていても、「神が祝してくださっている。」と思い込んでいたり、行なったりするのです。

彼が如何に、自分中心で、ご都合主義であるかが分かります。

ダビデは、このサウルの危険な動きを、直ぐに知りました。
サウルは臆病な人なので、自分とわずかの家来だけで密かに行動することができません。大軍を動かさないと、ダビデー人を追うことができないのです。ですから、サウル軍の動きは、ダビデには直ぐに分かったのです。

この世には、何でも大騒ぎして、みんなを引き込まないと、動き出さない人がいます。‥‥‥

本当に必要なのは、神の知恵によって選ばれた、ギデオンの精兵士300人だけです。
今、この日本に、本当に主なる神だけを畏れる神のしもべが百人いれば、日本は神の栄光を現わすでしょう。

私たちは、パウロがⅡテモテ2:3で求めた「キリスト・イエスのりっばな兵士」になってきたでしょうか。愚かな王は、大軍を集めて、滅亡しています。…神は、少数の精兵で、勝利を収めたのです。

Ⅱテモテ 2:3 キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともにしてください。

<今週の活用聖句>

詩篇54篇4節
「まことに、神は私を助ける方、主は、私のいのちをささえる方です。」

<集会案内>

◇6月26日(水)聖別会(200)
漸進的聖化(5)「状態としての聖潔」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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