音声:ルカの福音書(62) 絶望からの生還 8:41~42、49~56

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ルカの福音書(62) 絶望からの生還 8:41~42、49~56

8:41 するとそこに、ヤイロという人が来た。この人は会堂管理者であった。彼はイエスの足もとにひれ伏して自分の家に来ていただきたいと願った。
8:42 彼には十二歳ぐらいのひとり娘がいて、死にかけていたのである。イエスがお出かけになると、群衆がみもとに押し迫って来た。

8:49 イエスがまだ話しておられるときに、会堂管理者の家から人が来て言った。「あなたのお嬢さんはなくなりました。もう、先生を煩わすことはありません。」
8:50 これを聞いて、イエスは答えられた。「恐れないで、ただ信じなさい。そうすれば、娘は直ります。」
8:51 イエスは家に入られたが、ペテロとヨハネとヤコブ、それに子どもの父と母のほかは、だれもいっしょに入ることをお許しにならなかった。
8:52 人々はみな、娘のために泣き悲しんでいた。しかし、イエスは言われた。「泣かなくてもよい。死んだのではない。眠っているのです。」
8:53 人々は、娘が死んだことを知っていたので、イエスをあざ笑っていた。
8:54 しかしイエスは、娘の手を取って、叫んで言われた。「子どもよ。起きなさい。」
8:55 すると、娘の霊が戻って、娘はただちに起き上がった。それでイエスは、娘に食事をさせるように言いつけられた。
8:56 両親がひどく驚いていると、イエスは、この出来事をだれにも話さないように命じられた。

【新改訳改訂第3版】