音声:使徒の働き(140) 正義、節制、審判 24:22~27 ペリクスとドルシラの前で


使徒の働き 24:22~27
24:22 しかしペリクスは、この道について相当詳しい知識を持っていたので、「千人隊長ルシヤが下って来るとき、あなたがたの事件を解決することにしよう」と言って、裁判を延期した。
24:23 そして百人隊長に、パウロを監禁するように命じたが、ある程度の自由を与え、友人たちが世話をすることを許した。
24:24 数日後、ペリクスはユダヤ人である妻ドルシラを連れて来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスを信じる信仰について話を聞いた。
24:25 しかし、パウロが正義と節制とやがて来る審判とを論じたので、ペリクスは恐れを感じ、「今は帰ってよい。おりを見て、また呼び出そう」と言った。
24:26 それとともに、彼はパウロから金をもらいたい下心があったので、幾度もパウロを呼び出して話し合った。
24:27 二年たって後、ポルキオ・フェストがペリクスの後任になったが、ペリクスはユダヤ人に恩を売ろうとして、パウロを牢につないだままにしておいた。【新改訳改訂第3版】

上の写真は、イギリスの画家であり、版画家、風刺漫画家である William Hogarth(1697–1764) により1752年に描かれたエッチング「Paul before Felix(ぺりクスの前に呼び出されたパウロ)」(Lincoln Inn Hallの彼の印刷工房で作られた原画より印刷されたもの、Wikimedia commons より)