週報No.2434 詩篇(129)詩篇48篇8~14節「われらの神の都」
2024年3月3日(日) 午前10時半
頌 栄 私たちはほめたたえる 2番
讃 美 いのちのみたまよ 651番
使徒信条
讃 美 わが罪のためイエスは 652番
聖書交読 雅歌7章1~13節
主の祈り
讃 美 十字の死もて 657番
聖書朗読 詩篇48篇8~14節
メッセージ 詩篇(129)「われらの神の都」眞部明牧師
讃 美 主イエスのために生きてるか 924番
頌 栄 栄光あれや 3番
詩篇48篇8~14節
48:8 私たちは、聞いたとおりを、そのまま見た。万軍の【主】の都、われらの神の都で。神は都を、とこしえに堅く建てられる。 セラ
48:9 神よ。私たちは、あなたの宮の中で、あなたの恵みを思い巡らしました。
48:10 神よ。あなたの誉れはあなたの御名と同じく、地の果てにまで及んでいます。あなたの右の手は義に満ちています。
48:11 あなたのさばきがあるために、シオンの山が喜び、ユダの娘が楽しむようにしてください。
48:12 シオンを巡り、その回りを歩け。そのやぐらを数えよ。
48:13 その城壁に心を留めよ。その宮殿を巡り歩け。後の時代に語り伝えるために。
48:14 この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる。【新改訳改訂第3版】
<礼拝メッセージ>「われらの神の都」(一部分)
ここでは(Ⅱ歴代誌20:21~22)、戦う前に主を賛美しています。その賛美を始めると同時に、主の勝利のみわざが、行なわれたのです。
「四日目に、彼らはベラカの谷に集まり、その所で主をほめたたえた。それゆえ、人々はその所の名をベラカの谷と呼んだ。今日もそうである。」(Ⅱ歴代誌20:26)
そして、四日目に、ベラカの谷で主をほめたたえたのです。
このⅡ歴代誌20章の出来事は、エルサレムの都が永遠に繁栄する保証ではないかと、多くのユダヤ人に思わせたに違いありません。
しかし、永遠に保たれると思われたシオンの栄光は、後年、エルサレムからその霊的な意味も、象徴的な意味も、いとも簡単にはぎ取られてしまったのです。
バビロンの王ネブカデネザルの軍隊が、エルサレムの都を包囲した時、エルサレムの宗教的指導者たちは、狂信的にエルサレムの象徴的都を、戦いのより所にしようとしたけれども、むなしかった。
主は、その狂信的行動を信仰と認めてくださらなかったのです。
本当の信仰のとりでとは、何か。
それは、主に全く信頼し、従っている心です。
「見よ。わたしはきょう、あなたを、全国に、ユダの王たち、首長たち、祭司たち、この国の人々に対して、城壁のある町、鉄の柱、青銅の城壁とした。だから、彼らはあなたと戦っても、あなたには勝てない。わたしがあなたとともにいて、-主の御告げ- あなたを救い出すからだ。」(エレミヤ書1:18、19)
9~14節、神のいつくしみの黙想
9~10節「神よ。私たちは、あなたの宮の中で、あなたの恵みを思い巡らしました。
神よ。あなたの誉れはあなたの御名と同じく、地の果てにまで及んでいます。あなたの右の手は義に満ちています。」
モアブ、アモン、マオニの同盟軍の攻撃の時には、エルサレムの都は崩壊の危機を免れて、この都は新たな喜びを持って見つめられました。その城壁や建物は、地の果てにまで伝えられる伝説の対象となりました。
こうして、エルサレムの都は、人々が霊的営みをする、特に祈りと、礼拝をする中心地となっていったのです。
11節「あなたのさばきがあるために、シオンの山が喜び、ユダの娘が楽しむようにしてください。」
「ユダの娘」は、エルサレムの周辺の町々や、近隣の居住地のことです。彼らもまた、エルサレムの都に愛着を感じていました。それはエルサレムを住まいとされている主を、深く愛していたからです。
12、13節「シオンを巡り、その回りを歩け。そのやぐらを数えよ。その城壁に心を留めよ。その宮殿を巡り歩け。後の時代に語り伝えるために。」
「彼らは、十弦の琴、立琴、ラッパを携えてエルサレムにはいり、主の宮に行った。」(Ⅱ歴代誌20:28)
住民たちは、この偉大な神の神殿に行く時、戦いのために、その神殿に弓を射るためのやぐらがいくつあるかという、外面的なことより、「主のいつくしみ」をもっと心に持つべきだということを、知るのです。
今日、教会の建物を誇る人は多いけれども、神のいつくしみをひたすら求める人は少ないのです。
私たちは、主イエスを自分のやぐらとしてこそ、証しができるのです。言葉や口先だけで、いくら熱心に語っても、聞く人の心を動かすことができません。
14節「この方こそまさしく神。世々限りなくわれらの神であられる。神は私たちをとこしえに導かれる。」
これは、ギリシャ語訳の七十人訳聖書から取った訳です。
文語訳では「そはこの神はいや遠長にわれらの神にましまして、われらを死ぬるまで導きたまわん。」です。
この訳は、へブル語の正しい訳ではないと、認められています。
しかし、私たちの神は、私たちを永遠に守り、導いて下さる神であることに、間違いは
ありません。……
<今週の活用聖句>
詩篇48篇9節
「神よ。私たちは、あなたの宮の中で、あなたの恵みを思い巡らしました。」
<集会案内>
◇3月6日(水)聖別会(184)恩寵のみわざ(18)
「聖化後の成長と発達(2)」
【お知らせ】 2024年3月31日 復活節礼拝
毎日を復活の希望を持って、歩ませていただきましょう。
地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明
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