週報No.2394　詩篇（91）36篇1～7節「神の偉大さ(1)」

2023年6月4日(日)　午前10時半

礼拝メッセージ　詩篇36篇1～7節「神の偉大さ(1)」　 眞部明牧師

＜礼拝メッセージ＞（一部分）

5～9節、神の五つの偉大さ

神の偉大なご性質を、人のことばで十分に表わすことは不可能です。できません。
神の偉大さは、量的、能力的であると共に、質的に人間の理解できる範囲をはるかに超えています。

しかし、真理を他の人に伝える手段は、ことばです。
そこで作者ダビデは、無限の神の恵みを言い表わすのに、自然界の山の高さや海の深さを用いています。
神と信仰者の交わりの豊かさを表わすのに、親鳥の雛の保護の仕方や、流れの水によって渇きをいやす、生きていくのに欠くことのできないことをもってして、表現しています。

第一の偉大さは、神の恵みと真実の偉大さです。

5節「主よ。あなたの恵みは天にあり、あなたの真実は雲にまで及びます。」

神の恵みと真実は、星をちりばめた天のように、果てしなく広がっており、大空に浮かんでいる雲のように、とどまるところを知りません。

第二の偉大さは、神の義とさばきです。

6節前半「あなたの義は高くそびえる山のようで、あなたのさばきは深い海のようです。」

「高くそびえる山のよう」「深い海のよう」は、神の義とさばきが、不動であり、測り知れないことを示しています。

「ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。」（ローマ11：33）

第三の偉大さは、神の保護の偉大さです。

6節後半～7節「あなたは人や獣を栄えさせてくださいます。主よ。神よ。あなたの恵みは、なんと尊いことでしょう。人の子らは御翼の陰に身を避けます。」

神の祝福の範囲は、人から獣にまで、すべての生き物に及んでいます。
人間にせよ、獣にせよ、神の保護にあずかっていないものは、一つもありません。

「獣に、また、鳴く烏の子に食物を与える方。」（詩篇147：9）

特に、7節の「神よ。あなたの恵みは、なんと尊いことでしょう。人の子らは御翼の陰に身を避けます。」と。

神の恵み深い保護は、作者ダビデにとって、ことばに言い尽くせないほど、尊く思えたのです。

「神よ。あなたの御恩いを知るのは、なんとむずかしいことでしょう。その総計は、なんと多いことでしよう。」（詩篇139：17）

・・・・・

＜今週の活用聖句＞

詩篇36篇7節
「神よ。あなたの恵みは、なんと尊いことでしょう。
人の子らは御翼の陰に身を避けます。」

＜集会案内＞

◇6月7日（水）聖別会（147）午前10時半
・　聖化の信仰（14）信仰の満たし（4）その効力（2）

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