週報No.2431 詩篇(126)詩篇47篇1~3節「手をたたけ」
2024年2月11日(日) 午前10時半
讃 美 十字架の主を仰ぐとき 27番
讃 美 イエス様の愛は 19番
聖書交読 雅歌5章9~16節
讃 美 ああわが神、主よ 160番
聖書朗読 詩篇47篇1~3節
メッセージ 詩篇(126)「手をたたけ」 眞部明牧師
讃 美 イエス・キリスト心に 162番
詩篇47篇1~3節
< 47 > 指揮者のために。コラの子たちの賛歌
47:1 すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ。
47:2 まことに、いと高き方【主】は、恐れられる方。全地の大いなる王。
47:3 国々の民を私たちのもとに、国民を私たちの足もとに従わせる。
【新改訳改訂第3版】
<礼拝メッセージ>「手をたたけ」(一部分)
3、この47篇には、二つの主題があります。
一つは、神を賛美するように呼びかけること。もう一つは、喜びの源である、神の威厳を表わすことです。
第一の主題、神を賛美するようにという、呼びかけ
1節,「すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ。」
地のすべての民が、主を王として、喜びの声を持って迎えるために、礼拝に集まっています。その民に、手を打ち鳴らして、大声をあげて、喜びの歌を歌うように勧めています。
主を礼拝するためには、静かで、厳かである時も必要かもしれませんが、そのような姿は、聖霊の働きが顕著だった使徒の働きの中には見られません、
使徒の働きの中のクリスチャンたちの礼拝は、喜びのうちに、互いに赦し合い、互いに仕え合うことによって、喜びの礼拝をささげていたのです。
聖霊に満たされた主の礼拝は、歓喜のうちに、主と交わり、兄弟姉妹とも恵みを分かち合い、主と交わっていたのです。
1節の「手をたたけ」は、手をたたいて、拍子をとることではなく、主を礼拝する喜びを表わすことです。
「神に叫べ」は、神へのくちびるのささげもの、即ち、賛美をささげているのです。
「ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」(ヘプル13:15)
心いっぱい、神へのささげものとしての賛美を歌っています。
そこには、溢れ出る喜びがあります。これが神にささげる喜びの賛美です。
5節「神は喜びの中を、主は角笛の音の中を、上って行かれた。」
これは、楽器をもっての賛美です。
ここには、角笛を吹き鳴らすように勧めています。この角笛は戦いに行くための角笛ではなく、罪からの解放を示す、ヨベルの角笛のように、罪からの解放の喜びを示しています。
イスラエルでは、用いる楽器の種類によって、伝えるメッセージが定まっており、角笛なら吹き方によって、弦楽器によっては、奏楽の仕方によって、発信するメッセージが定まっていたのです。
礼拝における賛美と楽器は、現代以上に重要な意味を持っていました。それは、明らかに神の御心を示していました。
今日では、賛美はその美しさをほめたたえていますが、イスラエル人たちは賛美で示された神の御心をほめたたえたのです。それ故、歌う人や楽器の演奏者たちは、レビ人の選ばれた者で、音楽的才能があるだけでなく、神の御心を弁(わきま)えている必要があります。
楽器ができれば、礼拝の奉仕が出来ると言ったものではありません。礼拝の楽器は、ただの伴奏であってはいけません。
楽器を演奏する者の心が、主を喜び、主の御心を弁え、従順でなければなりません。
6節「神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。われらの王にほめ歌を歌え。ほめ歌をうたえ。」
これは、力の賛美をささげることです。
ここでは、「神にほめ歌を歌え」という言葉が4回練り返されています。これは、神を賛美する歌を、休みなく、力強く歌うように、勧められています。主はこのような賛美の中に臨在されます。主は賛美の中で、みわざを行なわれます。主は賛美と共に、霊の戦いに出て行かれます(歴代誌第二20:21~22)。
と言っても、賛美を歌っていれば主が臨在されて、みわざを行なって下さるのではありません。私たちのたましいの喜びの賛美が、手足を通して、生活に、隣人に現われて来る時、実りとなって現われて来るのです。
7節 巧みな賛美
「まことに神は全地の王。巧みな歌でほめ歌を歌え。」
全地の王なる神を賛美するには、感情を込めて歌うだけでなく、心を尽くし、精神を尽くし、知力を尽くし、全人格をささげて、主を賛美することです。
へブル13:15では、賛美が「くちびるの果実」と言われています。これは、信仰によって経験したイエス様の恵みが、心の中だけでとどまっておらず、実際生活の中で互いに赦し合ったり、助け合ったり、重荷を負い合ったり、隣人を愛する愛の実りとなって、現われて来ていることを言っています。‥‥‥
<今週の活用聖句>
ヘブル人への手紙13章15節
「ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」
<集会案内>
◇2月14日(水)聖別会(181)恩寵のみわざ(15)
. 「倫理的責務(1)行ない」
地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明
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