週報No.2466 詩篇(160)詩篇59篇11~17節「朝明けの歌」

2024年10月13日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   主の愛は             12番
使徒信条
讃  美   この世の嵐の中         954番
聖書交読   イザヤ書14章1~23節
主の祈り
讃  美   主よ、十字架の道        948番
聖書朗読   詩篇59篇11~17節
メッセージ  詩篇(160)         眞部明牧師
「朝明けの歌」
讃  美   語り合おう主イエスの     1022番
頌  栄   栄光あれや             3番

詩篇59篇11~17節
59:11 彼らを殺してしまわないでください。私の民が、忘れることのないためです。御力によって、彼らを放浪させてください。彼らを打ち倒してください。主よ。私たちの盾よ。
59:12 彼らの口の罪は、彼らのくちびるのことばです。彼らは高慢に取りつかれるがよい。彼らの述べる、のろいとへつらいのために。
59:13 激しい憤りをもって滅ぼし尽くしてください。滅ぼし尽くして、彼らをなくしてください。そうして、神が地の果て果てまでもヤコブを治められることを、彼らが知るようにしてください。 セラ
59:14 こうして、彼らは夕べには帰って来て、犬のようにほえ、町をうろつき回る。
59:15 彼らは、食を求めて、うろつき回り、満ち足りなければ、うなる。
59:16 しかし、この私は、あなたの力を歌います。まことに、朝明けには、あなたの恵みを喜び歌います。それは、私の苦しみの日に、あなたは私のとりで、また、私の逃げ場であられたからです。
59:17 私の力、あなたに、私はほめ歌を歌います。神は私のとりで、私の恵みの神であられます。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「朝明けの歌」(一部分)

これらの敵を、神が警告を教えるために起こされたのなら、イスラエルの民が二度と、このような罪を犯すことのないように、神が滅ぼし尽くして、処置してください、と言っています。

「私たちの神は焼き尽くす火です。」(へブル12:2)

「その時主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に報復されます。」(Ⅱテサロニケ1:8)

その時、全ての人が、「神が地の果て果てまでも、主権をお持ちであること」を、知るようになるでしょう。

14~17節、信頼の強調

14節は6節と同じで、再び、現状に目を留めています。

14節「こうして、彼らは夕べには帰って来て、犬のようにほえ、町をうろつき回る。」

現状は、まだ何も変わっていないように見えるけれども、新たな神の守りによる安全への信頼が、加わりつつあります。

15節「彼らは、食を求めて、町をうろつき回り、満ち足りなければ、うなる。」

「うなる」は、文語訳のように、「終夜とどまる」と訳すほうがよい。
彼らは満ち足りるまで、獲物をあさり続けるのです。
ダビデのいのちを取るまで、付け狙うのです。

16節「しかし、この私は、あなたの力を歌います。
まことに、朝明けに、あなたの恵みを、喜び歌います。
それは、私の苦しみの日に、あなたは私のとりで、
また、私の逃げ場であられたからです。」

ダビデは、こういう敵の容赦のない追跡を受けながらも、神を賛美する力を持っていたのです。
これこそ、神への信頼の力です。

ダビデにとって、主は生き詰まった時の守り手です。
苦しみの日のとりでです。力とあわれみに満ちた堅固なとりでです。
高いやぐらです。
追い詰められた時の、避け所です。

16節の「朝明け」とは、「まだ、夜が明けきっていない、暗やみが少し残っている時」で、ここでは苦難がまだ、解決しきっていないことを指しています。

しかし、その中でも、注意深く、主に信頼し、待ち望んでいる者には、ピリピの牢獄で賛美したパウロとシラスのように、神を賛美できるようになります。

ダビデは、来たりつつある神のあわれみの御手が、すでに加えられているかのように、受け止めています。

主に信頼すると、いつも、このように、確信を持って歌うようになります。

ダビデはここで、「私」という一人称単数の個人代名詞を、27回使っています。「私たち」という複数形は、11節の「私たちの盾よ」の一回だけです。

信仰は、知識として「神がどういうお方か」を知っているだけでは、力にはなりません。

ダビデのように具体的な苦難の中で、個人的に主なる神を、自分の力にし、とりでにし、避け所、やぐらとし、恵みの神として経験しなければなりません。

このダビデの信仰を、私個人の信仰として経験するために、この詩篇の「私」の所に、あなた自身の名前を入れて読んで下さい。それが、本当に自分のものになったら、信仰が働き始めています。

この信仰は、必ず、賛美を生み出し、証しを生み出します。

主イエス様は、キリスト教のキリストではなく、
教会のキリストでもなく、
私個人のキリスト、
私の恵みの神でなければならないのです。

<今週の活用聖句>

詩篇59篇17節
「私の力、あなたに、私はほめ歌を歌います。
神は私のとりで、
私の恵みの神であられます。」

<集会案内>

◇10月16日(水)聖別会(208)
ギリシャ語動詞に見られる神のみわざ(4)
全き聖化における転機的時制(2)

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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