週報No.2474 詩篇(168)詩篇62篇11~12節「終局的な解決(2)」

2024年12月8日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   イエスには栄光         505番
使徒信条
讃  美   天よりくだり          506番
聖書交読   イザヤ書20章1~6節
主の祈り
讃  美   いと高き神に栄光あれ      507番
聖書朗読   詩篇62篇11~12節
メッセージ  詩篇(168)         眞部明牧師
「終極的な解決(2)」
讃  美   救い主は人となりて       508番
頌 栄   栄光あれや  3番

詩篇62篇11~12節
62:11 神は、一度告げられた。二度、私はそれを聞いた。力は、神のものであることを。
62:12 主よ。恵みも、あなたのものです。あなたは、そのしわざに応じて、人に報いられます。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>(一部分)

11、12節「神は一度告げられた。二度、私は聞いた。力は神のものであることを。主よ。恵みも、あなたのものです。あなたは、そのしわざに応じて、人に報いられます。」

主権が神にあることが、繰り返し、強調されています。神は一度だけ告げられたのに、ダビデは二度聞いています。私たちは、神のみことばを三度も、四度も、聞いています。

「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」(ローマ10:17)

「聞く」は、自分のたましいに、深く刻み込むことです。このようにして、私の人格がキリストのご人格の性質に似たものに、変えられていくのです。

「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(Ⅱコリント3:18)

12節は、審判される方は、神です。

「もしあなたが、『私たちが、そのことを知らなかった。』と言っても、人の心を評価する方は、それを見抜いておられないだろうか。あなたのたましいを見守る方は、それを知らないだろうか。この方は、おのおの、人の行ないに応じて報いないだろうか。」(蔵言24:12)

「神は、ひとりひとりに、その人の行ないに従って報いをお与えになります。」(ローマ2:6)

しかし、ダビデはどのようにして、彼の信仰の根本原理を自分のものとして、確立していったのでしょうか。

先ず、1節「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。」

彼のたましいが、ただ黙って神を待ち望むしかできない状態に置かれたことに始まります。自分の知恵と力では、どうしようもない状態に置かれたのです。

次に、5節でも、1節と同じように訳されていますが、これは、ダビデ自身が自分のたましいに呼びかけ、命じている言葉です。ダビデは、神の前に腰を据えて、神が来てくださることを、待ち望むことに決めたのです。これはダビデの信仰の選択です。ここでは、ダビデの信仰が深まり、確信に届いているのを見ます。

先ず、ダビデは、自分のたましいを黙らせています。私たちのたましいは、一日中、ざわついていませんか。主イエスは、ヨハネ14:1「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。」と、語られました。

「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。わたしは国々の間であがめられ、地の上であがめられる。」(詩篇46:10)

不安や恐怖の中で、たましいを黙らせることは難しいことですが、ダビデは、自分のたましいを神に向けることによって、心の騒ぎを黙らせています。

次に、「ただ神を待ち望む」

神からの助けを待ち望むのではなく、神ご自身だけを待ち望んでいます。神ご自身に、焦点を合わせています。
「待つ」ことは、人間にとって最も困難な仕事です。私たちは、ある程度、忙しく働くことによって、充実感を味わうことに慣れてしまっています。何のしるしも見えない中で、忍耐強く待つことが、苦手になっていませんか。

次に、8節「どんなときにも、神に信頼せよ。」

これは、どんなに切迫した危機の中でも、主を信じ続けて待つことです。この時点で、殆どの人が神を待てなくて、自分の知恵と力でやってしまって、敗北しています。‥‥‥

<今週の活用聖句>

詩篇62篇8節
「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。
あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。
神は、われらの避け所である。」

<集会案内>

◇12月11日(水)聖別会(210)
動詞の時制に見られる神のみわざ(6)
「全き聖化における転機的時制(4・2)」

【お知らせ】

☆聖誕節礼拝12月22日(日)午前10:30

☆クリスマス感謝会 礼拝後

☆新年礼拝 2025年1月1日(水)午前10:30

どなたでも、お気軽にご参加下さい。

クリスマス感謝献金の実施(締め切り12月31日)

金額の多少に関わらず、お加わり頂ければ幸いです。

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 眞部 明

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