週報No.2475　詩篇（169）詩篇63篇1～4節「神は私の喜び(1)」

2024年12月15日(日)　午前10時半

頌　　栄　　　私たちはほめたたえる　　　 　　　2番
讃　　美　　　なげきは今や去りて　　　　　　　510番
使徒信条
讃　　美　　　暗き世に星は輝き　　　　　　　　516番
聖書交読　　　イザヤ書21章1～10節
主の祈り
讃　　美　　　長くも待ちにし　　　　　　　　　512番
聖書朗読　　　詩篇63篇1～4節
メッセージ　　詩篇（169）　　　　　　　　　眞部明牧師
「神は私の喜び（1）」
讃　　美　　　神の栄光御座の権威　　　　　　　511番
頌　　栄　　　栄光あれや　　　　　　　　　　　　3番

詩篇63篇1～4節
< 63 > ダビデの賛歌。彼がユダの荒野にいたときに
63:1 神よ。あなたは私の神。私はあなたを切に求めます。水のない、砂漠の衰え果てた地で、私のたましいは、あなたに渇き、私の身も、あなたを慕って気を失うばかりです。
63:2 私は、あなたの力と栄光を見るために、こうして聖所で、あなたを仰ぎ見ています。
63:3 あなたの恵みは、いのちにもまさるゆえ、私のくちびるは、あなたを賛美します。
63:4 それゆえ私は生きているかぎり、あなたをほめたたえ、あなたの御名により、両手を上げて祈ります。
【新改訳改訂第３版】

＜礼拝メッセージ＞（一部分）

ダビデにとっての重要な点は、今、自分が置かれている苦難の状況がどうであるかよりも、神の臨在の中で、生ける神と交わる礼拝
をささげることの渇きを訴えています。
神の生ける臨在を経験していたエルサレム、シオンを追い出された者が、神との交わりを求めてやまない、悲痛な叫びです。

今日、新約のクリスチャンは、生ける神の臨在の交わりを求めているでしょうか。

「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」（マタイ18：20）

しかし、そうなると、仕事が支えられ、生活が安定し、健康が与えられていると、それで満足してしまいやすいのです。
みことばと主の血によるきよめと、聖霊の光の交わりがなくても、平気になってしまいやすいのです。
聖書を読むこともたましいの糧ではなくなり、日課の義務になってしまいやすいのです。

しかし、たましいが渇いている人は、どんなことがあっても、いのちの水を求めて飲みます。
渇いていない者は、儀式を守り、聖書の知識を持つことで満足するのです。

「さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。『だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさ
い。わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。』これは、イエ
スを信じる者が後になってから受ける聖霊のことを言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、御霊はまだ
注がれていなかったからである。」（ヨハネ7：37～39）

「渇く者は来なさい。いのちの水がほしい者は、それをただで受けなさい。」（ヨハネの黙示録22：17後半）

私の人生の中で、泉の湧く所を知っているお方と出会ったら、私はそのお方の衣を引っ張ってでも、その泉に連れて行ってくれるよ
うに、必死に頼むはずです。

ところが、そのお方は、サマリヤの女を永遠のいのちの水が湧き出る所に連れて行くためにスカルの井戸辺で、彼女を待っていて下さ
ったのです。そのお方は今日も、私をいのちの水の湧く泉に連れて行こうと待っていて下さいます。

この方こそ、私たちの救い主イエス・キリストです。主イエスは、その泉のある所を知っているだけではなく、彼こそ、永遠のいのち
の水そのものであり、その泉そのものです。私たちは、イエス・キリストからいのちの水を飲むのです。

ところが、これらの真理を全部知っているのに、永遠のいのちに満たされていない人がいます。使徒の働き19章のエペソのクリスチ
ャンのような人です。知識としては知っているのに、信仰が働いていないのです。

御子イエスの血が、私の罪の代価を払って下さり、すべての罪からきよめて下さることを信じていないからです。みことばの約束を
信じていないからです。自分の感覚や感情を当てにしているからです。聖霊がみわざを完了して下さったことを信じないからです。
これを信じる時、クリスチャンはみことばのとおり、いのちの水の泉から飲んでいるのです。

63：1 最後の行「私の身も、あなたを慕って気を失うばかりです。」

ダビデの主を求めるたましいの渇きは、肉体にも影響を与えています。「気を失うばかり」とは、危機に直面する緊張が、極限に達して
いることです。
ダビデは逃亡者であり、流浪の身でありましたが、そういう境遇による不安、疲れよりも、神との交わりをひたすら求めることによっ
て、神を恋い慕うことによって、気を失うほどに、肉体が影響を受けていたのです。

これは、ダビデが、神の助けを受けていたということにとどまらず、聖なる、生ける霊の神との交わる経験を、親密にしていたことを現
わしています。……

＜今週の活用聖句＞

コリント第一、18章13、14章1節前半
「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。
その中で一番すぐれているのは愛です。
愛を追い求めなさい。」

＜集会案内＞

◇12月18日（水）聖別会（210）
動詞の時制に見られる神のみわざ（6）
「全き聖化における転機的時制（4・3）

【お知らせ】

☆聖誕節礼拝12月22日（日）午前10：30

☆クリスマス感謝会　礼拝後

☆新年礼拝　2025年1月1日（水）午前10：30

どなたでも、お気軽にご参加下さい。

クリスマス感謝献金の実施（締め切り12月31日）

金額の多少に関わらず、お加わり頂ければ幸いです。

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5－22－2　TEL/FAX 045（844）8421
牧師　眞部　明

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