週報No.2515 詩篇(198)詩篇71篇9~15節「義と救い」

2025年9月14日(日) 午前10時半
奏 楽
頌 栄 すべてのものみな 1番
讃 美 わがためイエスは十字架に 213番
使徒信条
讃 美 わが心にイエスの救い 215番
聖書交読 イザヤ書37章8~20節
祈 祷
主の祈り
讃 美 イエスより受けるみことばは 218番
聖書朗読 詩篇71篇9~15節
メッセージ 詩篇(198) 眞部明牧師
「義と救い」
讃 美 主イエスはみずから 223番
献金・感謝
頌 栄 みたまの交わり 4番
祝 祷
詩篇71篇9~15節
71:9 年老いた時も、私を見放さないでください。私の力の衰え果てたとき、私を見捨てないでください。
71:10 私の敵が私のことを話し合い、私のいのちをつけねらう者どもが共にたくらんでいるからです。
71:11 彼らはこう言っています。「神は彼を見捨てたのだ。追いかけて、彼を捕らえよ。救い出す者はいないから。」
71:12 神よ。私から遠く離れないでください。わが神よ。急いで私を助けてください。
71:13 私をなじる者どもが恥を見、消えうせますように。私を痛めつけようとする者どもが、そしりと侮辱で、おおわれますように。
71:14 しかし、私自身は絶えずあなたを待ち望み、いよいよ切に、あなたを賛美しましょう。
71:15 私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知ってはおりませんが。
【新改訳改訂第3版】
<礼拝メッセージ>(一部分)
15~16節「私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知っておりませんが。
神なる主よ。私は、あなたの大能のわざを携えて行き、あなたの義を、ただあなただけを心に留めましょう。」
作者は、15節で、神の義と救いの偉大なみわざについて、「全部を知ってはおりませんが。」と、自分の未熟さを認めていますが、それでも、神だけを語り告げましょうと、積極的になっています。知識や経験が未熟であっても、たましいの状態を健全に保つことができます。
作者の信仰は、6節の、母の胎から取り上げられた時から始まり、15~17節の、神の義と救いを受けた若き日、教えを学んだ日、そして、9節、18節の、年老いた今日、そして、次の世代にまでつながります。
その間、多くの苦しみと悩みを経験しましたが、それで終わりではありません。
20節後半「私を再び生き返らせ、地の深みから、再び引き上げてくださいます。」
この作者の信仰の現実的で、健全で、スケールの大きさに驚かされます。
作者の賛美の強調点は、神の義にあります。
15~16節は、8節の賛美に、更に神の義を加えて、強調しています。
それは、作者の救いと敵に対する審判が、神の義によって行なわれるからです。
「また、義についてとは、わたしが父のもとに行き、あなたがたがもはやわたしを見なくなるからです。」(ヨハネ16:10)
主イエス・キリストが十字架で死なれて、三日目に死人からよみがえられ、オリーブ山から天に上げられ、神の御座に着座されたことは、主イエスは、義なる神ご自身であられ、主イエス様が成し遂げられた贖(あがな)いのみわざは、完全に、永遠に、父なる神に受け入れられ、完成したことを、啓示しています。
義なるキリストが、十字架にかかられたので、イエス・キリストの救いは永遠に完成し、主を信じる者は救われるのです。
イエス・キリストのご昇天は、主イエスが、義であることを証明しております。
それ故、主は私たちを弁護して下さるのです。
「もしだれかが罪を犯したなら、私たちには、御父の御前で弁護してくださる方があります。それは、義なるイエス・キリストです。」(ヨハネ第一、2:1後半)
作者がここで、特に神の義に心を向けたのは、彼が、神の救いと神のさばきが、確かであることを確信したからです。
「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6:33)
「神の国」とは、イエス・キリストご自身です。
「その義」とは、イエス様の御性質です。
それ故、「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」とは、イエス・キリストご自身を「まず第一に求めなさい。」ということです。
17節前半「神よ。あなたは、私の若いころから、私を教えてくださいました。」
彼は、若い頃から、神が教えてくださったことを学んで来たことを感謝しています。
そして、今も、神が大能のみわざを行なってくださることに、ますます信仰が強められています。
「けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」(テモテ第二、3:14~15)
<今週の活用聖句>
詩篇71篇14~15節
「しかし、私自身は絶えずあなたを待ち望み、いよいよ切に、あなたを賛美しましょう。私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知っておりませんが。」
地の塩港南キリスト教会
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牧師 眞部 明
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