音声:使徒の働き(060) 不住造家 7:46~50

使徒の働き7:46~50
7:46 ダビデは神の前に恵みをいただき、ヤコブの神のために御住まいを得たいと願い求めました。
7:47 けれども、神のために家を建てたのはソロモンでした。
7:48 しかし、いと高き方は、手で造った家にはお住みになりません。預言者が語っているとおりです。
7:49 『主は言われる。天はわたしの王座、地はわたしの足の足台である。あなたがたは、どのような家をわたしのために建てようとするのか。わたしの休む所とは、どこか。
7:50 わたしの手が、これらのものをみな、造ったのではないか。』【新改訳改訂第3版】

上の図は、ヒゼキア王(在位は紀元前715年頃から687年)の時代のエルサレムの想像図です。ヒゼキアトンネル(地下水路)を説明するものですが、町の一番高いところにソロモンの造った第一神殿が見えます。(エルサレムのダビデの塔内にある、エルサレムの歴史博物館にて撮影)
第一神殿は、紀元前10世紀にソロモン王によって立てられましたが、BC587年の夏、バビロニア軍の攻撃によりエルサレムが陥落した時に破壊されました。
ご参考:「図説聖書の大地(ロ バータ・L・ハリス著)」より、ソロモンの神殿の図と説明