週報No.2368 詩篇（68） 25篇1～22節「第三のテーマ・・・恥」
2022年12月4日(日) 午前10時半
礼拝メッセージ 眞部 明 牧師
詩篇 25篇1～22節
< 25 > ダビデによる
25:1 【主】よ。私のたましいは、あなたを仰いでいます。
25:2 わが神。私は、あなたに信頼いたします。どうか私が恥を見ないようにしてください。私の敵が私に勝ち誇らないようにしてください。
25:3 まことに、あなたを待ち望む者はだれも恥を見ません。ゆえもなく裏切る者は恥を見ます。
25:4 【主】よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。
25:5 あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。あなたこそ、私の救いの神、私は、あなたを一日中待ち望んでいるのです。
25:6 【主】よ。あなたのあわれみと恵みを覚えていてください。それらはとこしえからあったのですから。
25:7 私の若い時の罪やそむきを覚えていないでください。あなたの恵みによって、私を覚えていてください。【主】よ。あなたのいつくしみのゆえに。
25:8 【主】は、いつくしみ深く、正しくあられる。それゆえ、罪人に道を教えられる。
25:9 主は貧しい者を公義に導き、貧しい者にご自身の道を教えられる。
25:10 【主】の小道はみな恵みと、まことである。その契約とそのさとしを守る者には。
25:11 【主】よ。御名のために、私の咎をお赦しください。大きな咎を。
25:12 【主】を恐れる人は、だれか。主はその人に選ぶべき道を教えられる。
25:13 その人のたましいは、しあわせの中に住み、その子孫は地を受け継ごう。
25:14 【主】はご自身を恐れる者と親しくされ、ご自身の契約を彼らにお知らせになる。
25:15 私の目はいつも【主】に向かう。主が私の足を網から引き出してくださるから。
25:16 私に御顔を向け、私をあわれんでください。私はただひとりで、悩んでいます。
25:17 私の心の苦しみが大きくなりました。どうか、苦悩のうちから私を引き出してください。
25:18 私の悩みと労苦を見て、私のすべての罪を赦してください。
25:19 私の敵がどんなに多いかを見てください。彼らは暴虐な憎しみで、私を憎んでいます。
25:20 私のたましいを守り、私を救い出してください。私が恥を見ないようにしてください。私はあなたに身を避けています。
25:21 誠実と正しさが私を保ちますように。私はあなたを待ち望んでいます。
25:22 神よ。イスラエルを、そのすべての苦しみから贖い出してください。
【新改訳改訂第３版】
＜礼拝メッセージ＞（一部分）
神に心を向けたならば、
第二段階は、神の語りかけを聞くことです。
神が何を教えてくださるかを、待ち望むことです。
5節最後の行「私は、あなたを一日中待ち望んでいます。」
15節前半「私の目はいっも主に向かう。」
「この忙しい時代に、昼も夜も、一日中、神を待ち望むことなどとてもできない。」と言われるかもしれません。しかし「一日中、神を待ち望む」ということは、「一日中、静かに座って、瞑想していること」ではありません。
忙しい仕事をしながら、心を神に向けて、待ち望むことです。
普通、この世の人々は仕事をしながら、心の中では不満やねたみや、思い煩いを抱いているものです。それを私たちは、神の愛と慈しみを抱いて、「主が何を教えてくださるのか。」平安のうちに、心を開いているのです。それは、仕事の妨げにはなりません。このことをしていないと、私たちの心に恐れや思い煩いや不安などが入って来る危険があります。
ときに、忙しい仕事中に、心を主に向けることが出来ないと言って、反論される人がいます。この人は仕事が忙しいから呼吸ができない、心臓が血液を送り出せないと、言っている人と同じです。この人は間もなく、過労死してしまうでしょう。
私たち人間は、神と交わって神の愛と平安を得て、生きることができるように造られているのです。それ以上に激しく使えば、たましいも体も破壊してしまうのです。詩篇123：1～2
第三段階にすべきことは、へりくだることです。
9節の「貧しい者」は、心渇いて、へりくだっていることです。
「しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。『神は、高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。』」（ヤコブ4：6）
神は、へりくだって待ち望む者に、歩むべき道を示してくださいます。
4節「主よ。あなたの道を私に知らせ、あなたの小道を私に教えてください。」しかし、神が私のために備えて下さった道は、大路でした（イザヤ書35：8～10）。
この「大路」は、
1、「きよい道」です。汚れた者は通っていません。
2、贖(あがな)われた者、神の民のための道です。
3、愚か者でも、迷うことはありません。
4、その道には、獅子もおらず、猛獣もそこに上って来ません。
5、喜び歌いながら、歩む神の都
6、楽しみと喜びの道です。
5節前半「あなたの真理のうちに私を導き、私を教えてください。」
真理とは、「わたしが真理です」と言われたイエス・キリストと、真理のみことばと、真理の御霊です。
イエス・キリストを信じて歩む生涯のことです。
私たちは、この道を自分の知恵で理解しようとしてはなりません。神の前にへりくだって、教えられやすい、飢え渇いた心で、待ち望むなら、父のみもとに至る天の奥義を悟らせてくださいます。
私たちが神に近づきましたなら、私たちの性質は神を畏れかしこむようになります。この「畏れかしこむ」とは、恐怖の恐れではなく、主を信じて、礼拝することです。霊とまことをもって、礼拝することです。「神を深く畏れる心をもつこと」が、真の敬虔です。神は、このような人に、親密な愛の交わりを与えてくださいます。
神はモーセと、この親密な愛の交わりを持っていました。
「主は、人が自分の友と語るように、顔と顔とを合わせてモーセに語られた。……」（出エジプト記33：11）
この親愛を、新約聖書では、花婿と花嫁の関係で表わしています。
この関係の特徴は、心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛することです。‥‥‥
＜今週の活用聖句＞
ペテロの手紙第一、2章6節
「なぜなら、聖書にこうあるからです。『見よ。わたしはシオンに、選ばれた石、尊い礎石を置く。彼に信頼する者は、決して失望させられることがない。』」
＜集会案内＞
◇12月7日（水）聖別会（121）午前10時半
第二のみわざの四重の面（4）
消極面…罪は取り除くことができる（2）
☆12月25日（日）聖誕節礼拝 午前10：30
. クリスマス感謝会 礼拝後
どうぞ、お気軽にご参加ください。
☆クリスマス感謝献金のお願い
主イエス様のご降誕の恵みと、今年一年も主の恵みの中で守ら れたことを感謝して、クリスマス感謝献金を実施します。信仰と感謝を込めてお加わり頂ければ幸いです。この献金は、教会の牧師費や光熱費、その他の諸経費のために使わせて頂きます。
締め切りは、12月31日とさせていただきます。
下記の郵便振替をご利用ください。
地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5－22－2 TEL/FAX 045（844）8421
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メッセージＣＤは、一回分ＣＤ1枚500円＋送料で販売しています。
（送料1～3枚160円、4～8枚210円、9枚310円、10枚以上送料無料）
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毎週、日曜日の礼拝メッセージをお送りしています。全国どこでも、火曜日か、水曜日には、お手元に届きます。一年間ご予約下さると幸いです。
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牧師 真部 明