週報No.2373 詩篇(71) 27篇1~12節「主は私の光」
2023年1月8日(日) 午前10時半
礼拝メッセージ 眞部 明 牧師
詩篇27篇1~12節
< 27 > ダビデによる
27:1 【主】は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。【主】は、私のいのちのとりで。だれを私はこわがろう。
27:2 悪を行う者が私の肉を食らおうと、私に襲いかかったとき、私の仇、私の敵、彼らはつまずき、倒れた。
27:3 たとい、私に向かって陣営が張られても、私の心は恐れない。たとい、戦いが私に向かって起こっても、それにも、私は動じない。
27:4 私は一つのことを【主】に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、【主】の家に住むことを。【主】の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。
27:5 それは、主が、悩みの日に私を隠れ場に隠し、その幕屋のひそかな所に私をかくまい、岩の上に私を上げてくださるからだ。
27:6 今、私のかしらは、私を取り囲む敵の上に高く上げられる。私は、その幕屋で、喜びのいけにえをささげ、歌うたい、【主】に、ほめ歌を歌おう。
27:7 聞いてください。【主】よ。私の呼ぶこの声を。私をあわれみ、私に答えてください。
27:8 あなたに代わって、私の心は申します。「わたしの顔を、慕い求めよ」と。【主】よ。あなたの御顔を私は慕い求めます。
27:9 どうか、御顔を私に隠さないでください。あなたのしもべを、怒って、押しのけないでください。あなたは私の助けです。私を見放さないでください。見捨てないでください。私の救いの神。
27:10 私の父、私の母が、私を見捨てるときは、【主】が私を取り上げてくださる。
27:11 【主】よ。あなたの道を私に教えてください。私を待ち伏せている者どもがおりますから、私を平らな小道に導いてください。
27:12 私を、私の仇の意のままに、させないでください。偽りの証人どもが私に立ち向かい、暴言を吐いているのです。
【新改訳改訂第3版】
<礼拝メッセージ>(一部分)
1節には、三つの比喩があります。
第一は、「光」です。
ダビデは主の光に従って、いのちを狙っていた敵から逃れたけれども、2節で、悪者はダビデに襲いかかった時、つまずき、倒れています。神の光は、照らすだけでなく、迫り来る敵を打ち倒す力があります。ダマスコに行く途中にあった迫害者サウロも、主イエスの強い光に打たれ、打ち倒され、目が見えなくなっています。
ここで、「主は私の光、私の救い」と個人的経験として、大胆に宣言しています。
たましいが新生する時、真っ先に、神のみことばが神の光として私のうちに差し込んで来ます。その時、私たちは自分のたましいの暗さを知ります。この光の経験が、新生の証拠となります。
この光は、回心の後、私の喜び、平安、望み、導きとなります。
ここで注意したいことは、「主は私に光を与えられた。」と言わずに、「主は私の光」、「主は私に救いを与えられた。」と言わずに、「主は私の救い」と言われたことです。これは、光も、救いも、神から出た賜物ではなく、主ご自身であることを、示しています。
このように、信仰によって神を受け入れた者は、暗闇の力を恐れなくなります。私たちの光なる主が、暗闇の支配者を滅ぼされるからです。地獄ののろいも、恐れなくなります。主が私の救いだからです。「わたしはある。」(出エジプト記3:14)と言われる永遠に全能の神によるからです。
「イエスはまた彼らに語って言われた。『わたしは世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。』」(ヨハネ8:12)
「わたしは光として世に来ました。わたしを信じる者が、だれもやみの中にとどまることのないためです。」(ヨハネ12:46)‥‥
第二は、「救い」です。
2~3節、敵の大軍隊と言えども、ダビデが主の救いによって受けた心の平安を奪うことはできません。
「こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。」(ローマ8:1~2)
第三は、「いのちのとりで」です。
3節後半、戦いがダビデに向かって仕掛けられるのは、ダビデへの脅かしです。そうであっても、主は私のいのちのとりでであって、主に対する信仰は、動揺させられることがなかったのです。
ダビデは、決っして切れることのない、三重の絆、光と救いといのちのとりでによって、主に結びついていたのです。
私たちのはいのちは、そのすべてを神から受けているのです。それ故、敵の陰謀があっても、決して弱められることがありません。
ですから、ダビデは「だれを恐れよう」と大胆に告白したのです。
「では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対出来るでしょう。」(ローマ8:31)
4~8節、最高の願い
これは、ダビデの一貫して変わらない、神ご自身の生ける臨在と交わりを求める祈りです。…主の臨在の交わりなしでは生きていけなかったのです。…
この一つの願いが、ダビデの心を支えています。この願いは、ダビデの心を離れませんでした。・・・ダビデは、朝、目覚めて、敵に取り囲まれていることがあっても、自分の心は、神の臨在の麗しさといつくしみを味わっていたい、というものでした。…(詩篇23:6、Ⅰヨハネ1:7)
4節の「主の麗しさを仰ぎ見」は、主を礼拝することです。
ヨブや預言者イザヤがひれ伏して拝んだように、生ける神の栄光を仰ぎ見ることです。
「その宮で、思いにふける」神ご自身と御国と、その恵み深さを味わい知ることです。…
<今週の活用聖句>
詩篇27篇1節
「主は、私の光、私の救い。だれを私は恐れよう。主は、私のいのちのとりで。だれを私はこわがろう。」
<集会案内>
◇1月11日(水)聖別会(126)午前10時半
第二のみわざの四重の面(9)
積極面・・・倫理的(実際問題の)責務(1)
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クリスマス(下半期)感謝献金のご報告
.ご献金者 6名 ご献金額 175,000円
.使用内訳 主任牧師費 50,000円
. 伝道師費 50,000円
. 管理費(冷暖房費)55,000円
. 伝道費 20,000円
. 合計 175,000円
主にあって、ご協力をいただき感謝致します。
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