週報No.2462 詩篇(156)詩篇57篇7~11節「暁の賛美」

2024年9月15日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   私をきよめる血の泉は      322番
使徒信条
讃  美   心にもだえあらば        321番
聖書交読   イザヤ書11章10~16節
主の祈り
讃  美   主イエスはわれに        320番
聖書朗読   詩篇57篇7~11節
メッセージ  詩篇(156)         眞部明牧師
「暁の賛美」
讃  美   日々に新たなる愛        319番
頌  栄   栄光あれや            3番

詩篇57篇7~11節
57:7 神よ。私の心はゆるぎません。私の心はゆるぎません。私は歌い、ほめ歌を歌いましょう。
57:8 私のたましいよ。目をさませ。十弦の琴よ。立琴よ、目をさませ。私は暁を呼びさましたい。
57:9 主よ。私は国々の民の中にあって、あなたに感謝し、国民の中にあって、あなたにほめ歌を歌いましょう。
57:10 あなたの恵みは大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及ぶからです。
57:11 神よ。あなたが、天であがめられ、あなたの栄光が、全世界であがめられますように。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「暁の賛美」(一部分)

ダビデは、「私は暁を呼びさましたい。」と言っています。
あの、うなだれていた霊魂の状態から目覚めて、救いのあけぼのを熱心に求めています。
ダビデのたましいは、うなだれた状態から、神の霊の息吹が吹き込まれ、呼びさまされています。

「暁」とは、まだ世の中の活動が始まる前のことです。

クリスチャンの中には、夜明け前の時間帯に、特別な神の恩寵があると思っている人がいますが、一日の時間帯に神の恵みの違いは、ありません。しかし、人と交わる前に、主と交わって、たましいが刷新できていることは幸いです。その霊的刷新は、一日の仕事のためのよき備えとなるでしょう。

私たちは、家族や友人と交わったり、仕事の関係で多くの人と交わることでしょう。そこで、とげのある言葉が刺さったり、刺したりします。人との交わりの中では、私たちの心は傷つきやすいのです。

私たちは、人と交わること以上に、聖書のみことばと、聖霊を通して、神と交わることが大事です。主イエスに心を開いて、明け渡して、満ちて頂きましょう。そうすれば、野の花であっても、神が与えて下さった香りと美しい栄光を放つのです。

心を主に向けるだけでいいのです。主は近くにいて下さるからです。神とともに過ごすひと時ほど、私たちを幸せにするものはありません。

ダビデの夜明けはまだ先でしたが、神と交わることによって、彼の祈りは、悲嘆の叫びから救いの確信の言葉に変わり、更に、賛美に変わっています。

この時、勝利はダビデに近づいて来ていたのです。ダビデの暁が始まろうとしていたのです。このような信仰の進展の実例は、詩篇16:9、30:12にも記されています。

私たちの経験でも、これと同じ経験をしているでしょう。

7、8節は、ダビデの個人的な賛美でしたが、
9節は、国民的感謝と賛美に、発展しています。

一人の人の深い神経験から出たたましいの賛美は、国々の民の中に広がっています。

9節「主よ。私は国々の民の中にあって、あなたに感謝し、国民の中にあって、あなたにほめ歌を歌いましょう。」

最近は教会の音楽的レベルが高くなるに連れて、一般の信者が恵まれて充分に賛美をささげることが少なくなっています。音符通りに歌うことが教えられています。

その結果、人に聞かせてほめられる歌になってしまっており、神にささげるくちびるのいけにえとなっていないように思われます。

私たちクリスチャンは、音楽的に優れているより、たましいで歌う賛美を神にささげたいものです。

10節は、ダビデの賛美の主題です。

10節「あなたの恵みは大きく、天にまで及び、あなたのまことは雲にまで及ぶからです。」

ダビデの賛美のテーマは、神の恵みと真実が偉大で、無限で、永遠であることです。それは、3節にも言われているように、神の恵みの起源が、地上にあるものではなく、神による天から与えられるものだからです。これらすべて、神のあわれみの中に含まれており、神のあわれみを求める者に与えられるのです。

11節は、5節と同じ折り返しの句ですが、いと高き方の卓越性をほめたたえています。(ビリピ2:9)……

私たちの生涯には、困難やわざわいは、避けて通ることができません。ねたみや悪意から、敵対する者も起きてきます。そういう状態の中に置かれると、心はうなだれ、衰えてきます。生きる望みを失って行きます。

その時、どうするかが問題です。
ダビデのように、神の無限のあわれみにすがり、神を避け所として、信頼する人たちは幸いです。その人は、決して失望させられません。

わざわいの嵐が襲って来ている間は、自分の知恵と考えで動かないことです。そうすれば、神が、私に関わる全ての事を成し遂げて下さいます。

苦難の中でも、主を仰ぎ、主のみことばを信じ、頼りとし、必ず、救い出して下さる事を信じて、主とくびきを共に負って歩むなら、嘆きは確信に変わり、賛美に変わり、まわりの人々への証しとなって行きます。

私たちは、しばしば苦難に会うことによって、神の恵み深さと、神のお約束の真実さを、改めて思い知らされるのではないでしょうか。(詩篇119:71)……

<今週の活用聖句>

詩篇57篇7節
 「神よ。私の心はゆるぎません。
  私の心はゆるぎません。
  私は歌い、ほめ歌を歌いましょう。」

<集会案内>

◇9月18日(水)聖別会(207)
動詞の時制に見られる神のみわざ(3)
全き聖化における転機的時制(1)

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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