週報No.2473 詩篇(167)詩篇62篇5~10節「終局的な解決(1)」
2024年12月1日(日) 午前10時半
頌 栄 私たちはほめたたえる 2番
讃 美 小さいベツレヘム 501番
使徒信条
讃 美 イエスさま生まれた 502番
聖書交読 イザヤ書19章16~25節
主の祈り
讃 美 くらきこの世に 503番
聖書朗読 詩篇62篇5~10節
メッセージ 詩篇(167) 眞部明牧師
「終局的な解決(1)」
讃 美 喜び迎えよ 504番
頌 栄 栄光あれや 3番
詩篇62篇5~10節
62:5 私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の望みは神から来るからだ。
62:6 神こそ、わが岩。わが救い。わがやぐら。私はゆるがされることはない。
62:7 私の救いと、私の栄光は、神にかかっている。私の力の岩と避け所は、神のうちにある。
62:8 民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神は、われらの避け所である。 セラ
62:9 まことに、身分の低い人々は、むなしく、高い人々は、偽りだ。はかりにかけると、彼らは上に上がる。彼らを合わせても、息より軽い。
62:10 圧制にたよるな。略奪にむなしい望みをかけるな。富がふえても、それに心を留めるな。
【新改訳改訂第3版】
<礼拝メッセージ>(一部分)
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いて下さる方であることとを信じなければならないのです。」(へブル11:6)
祈りの答えが遅れている場合や、外見上、祈りが拒否されている場合でも、神を待ち望み続けることによって、神を崇める機会となります。バルテマイやスロ・フェニキヤの女の時のようにです。
私たちは、この世で受ける望み以上の望みを持っています。
私たちは、この地上の生涯を終える時を迎えるでしょう。そうすれば、私の望みは神から来るのです。私たちは、病の床に伏す時、神が御使いを遣わして、私たちを神のふところに連れて行かれるでしょう。
私の脈が衰え、呼吸が乱れ始める時、御使いが私に「愛するたましいよ。私とともに来なさい。」とささやく時があることを知っています。そして、私たちが天の都の門に入る時、「さあ、あなたがたのために主イエス様が用意されている、御国を受け継ぎなさい。」と招かれるのです。更に、私たちは御使いと聖徒たちとの賛美に包まれ、栄光の冠を受けるのです。そして、栄光の主に似せられる時が来るのです。
もしこれらのことが、私たちの本当の望みであるなら、ただ、神のために生きなさい。
主は、私たちの必要をすべて満たしてくださいます。それ故、神の栄光を現わすために、生きようではありませんか。
しかし、信仰の目には、
2節「神こそ、わが岩、わが救い、わがやぐら。私は決して、ゆるがされない。」
6~7節「神こそ、わが岩、わが救い、わがやぐら。私はゆるがされることはない。私の救いと、私の栄光は、神にかかっている。私の力の岩と避け所は、神のうちにある。」
ダビデは、大きな岩の上にしっかりと建てられた高いやぐらの中で、安全に守られているように、見えています。
ダビデは、ここで再び、自分の生涯の根本原理である信仰を、深く再確認したのです。私たちも、苦難に立ち向かう時、重大な信仰の原理で生きることを、再確認することは、大切なことです。
ダビデの生きる根本原理は、
「神こそ、わが岩」生きる土台、源、「わが救い」たましいの救い、敵からの救い、
「私の栄光」心の中の輝き、主に拠る勝利と王国の繁栄、
「私の力」ゆるがされない確信、忍耐、勇気、
「私のとりで、避け所」あらゆる危険からの保護。
これらは、すべて、神から与えられているのです。
12節では、これらの上に、更に「恵み」を付け加えています。
これらの霊的要素は全て、いつでも、神は備えて下さっています。
これを使って、苦難を乗り越えて行くには、ダビデが巨人ゴリヤテを倒した時のように、信仰について学んでいるだけでなく、みことばを握って、聖霊の勇気と忍耐によって、問題に取り組んで行くことです。信仰を実際に行なうことです(マタイ7:24~25)。
8節「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。神はわれらの避け所である。」
ダビデは、この信仰の原理を、自分が活用するだけでなく、国民にも活用するように勧めています。それ故、これは今日の私たちへのメッセージでもあります。
そこで、ダビデは、彼が行なっていた二つの信仰の秘訣を教えています。
一つは、「どんなときにも、神に信頼せよ。」
私たちは平穏で、裕福な時は、神を忘れて、自分の考えと力で生活を営んでしまいやすくありませんか。詩篇50:15に「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。」と言っていますが、普段、神を呼び求める生活をしていない人が、苦難が来たからといって、直ぐに神を呼び求めることができるものではありません。苦難の時には、あわてて、焦って、失望して、敗北してしまいやすいのです。
穏やかな日々こそ、信仰を活用する絶好の機会です。隣人を愛し、恵みを分かち合い、重荷を負い合う、良い機会です。……
常日頃、信仰を活用していることが、信仰の活用の秘訣です。…
<今週の活用聖句>
詩篇62篇8節
「民よ。どんなときにも、神に信頼せよ。
あなたがたの心を神の御前に注ぎ出せ。
神は、われらの避け所である。」
<集会案内>
◇12月4日(水)聖別会(210)
動詞の時制に見られる神のみわざ(6)
「全き聖化における転機的時制(4)」
地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 眞部 明
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