音声:使徒の働き(006) いつ、どんなとき 1:7~8
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使徒の働き(006) いつ、どんなとき 1:7~8
1:7 イエスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。
1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」【新改訳改訂第3版】
(たけさんの一口まとめ)
弟子たちは、イエス様と共に歩いていましたが、天の御国についてはよく分からず、彼らの望みは一般のユダヤ人と同じようにイスラエルの再興でした。
彼らが、「今こそ・・ですか」という質問をしたとき、イエス様は、「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。」と言われました。不思議なお返事です。しかし、王国はないとは言われていません。イエス様は、弟子たちは聖霊体験をしていなかったので、まだ何も分からないと思われたのでしょう。
私たちは、聖霊に満たされる時が来るまで、信じて従うしかないのです。「いつ、どんなとき」というのは、神の主権の中にあり、人間には知らされていないし、知る必要のないことです。
最も素晴らしいことは、神様が行われることです。聖霊が臨まれるとき力を受けます。この力はイエス・キリストの権威です。そして、自分の内に、イエス様が宿り、永遠の御国を見ることができます。
写真は、フランスの画家 James Tissot (1836–1902) による「The_Communion_of_the_Apostles(弟子たちとの交わり)」(Brooklyn Museum蔵)