週報No.2439 詩篇(133)詩篇50篇1~4節「神は光を放たれた」

2024年4月7日(日) 午前10時半

頌   栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   愛の喜び            301番
使徒信条
讃  美   主イエスはみずから       223番
聖書交読   イザヤ書1章1~9節
主の祈り
讃  美   みたまに心を          303番
聖書朗読   詩篇50篇1~4節
メッセージ  詩篇(133)         眞部明牧師
.      「神は光を放たれた」
讃  美   イエスさま心に         304番
頌   栄   栄光あれや   3番

詩篇50篇1~4節
< 50 > アサフの賛歌
50:1 神の神、【主】は語り、地を呼び寄せられた。日の上る所から沈む所まで。
50:2 麗しさの窮み、シオンから、神は光を放たれた。
50:3 われらの神は来て、黙ってはおられない。御前には食い尽くす火があり、その回りには激しいあらしがある。
50:4 神はご自分の民をさばくため、上なる天と、地とを呼び寄せられる。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「神は光を放たれた」(一部分)

1、50篇の表題には、「アサフの賛歌」と記されています。

詩篇全体の中では、12の「アサフの歌」と、付いているものがあります。そのうち、詩篇50篇は、最初のものです。

2、アサフは、ダビデの聖歌隊の優れた指揮者でした。

今では、賛美歌を音楽的芸術として扱い、人間の感性として、受け入れられている向きがあります。生ける、ご人格の神にささげる、くちびるのささげものとして、ささげていない傾向があります。

「ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」(ヘブル13:15)

主イエス様も、賛美を歌ってから、ゲッセマネの祈りの戦いの座に着かれています。

讃美は戦いの勝敗を決めます。祝福を受けるか、滅びに向かうかを決めます。私の礼拝が、神に受け入れられるか、拒まれるかどうかを決めます。会衆一人ひとりの心と生活が祝されるか、どうかを決めるのです。

私たちの賛美は、芸術性の高さや、感情表現のうまさよりも、私と神との間の交わりを、取り戻すことが大切です。

3、アサフの名前は、73篇~83篇に付けられていますが、その中には、明らかにダビデの時代に書かれたはずのないものもあります。例えば、74篇や79篇などは、バビロン人によるエルサレム崩壊に関連のある詩篇です。

それ故、これらの詩篇の表題の「アサフの歌」は、アサフという一個人ではなく、アサフが用いていた特別な作詞法とか、リズム法を表わしていると思われます。

4、この詩篇全体は、ローマ1:18~32、3:21~25の基礎となっています。

1~6節、序、神の栄光を現わしています。

神は、ここで、さばきのために、大法廷を開いています。

1節の「神の神、主」は、へブル語では「エル エロヒム ヤーウェ」となります。ヨシュア記22:22にも、同じ用い方がされています。このお名前の意味は、全能の神、神聖に満ち満ちた方、人と結ばれた契約を必ず成就する神、永遠にいつくしみ深い神を、表わしています。

この神が、ご自分に反逆している民をさばく大審判を開くために、地の人々を、神の大法廷に召集しているのです。ここには、神の大いなる威厳と、神の御怒りとを、感じさせるものがあります。

2節「麗しさの窮み、シオンから、神は光を放たれた。」

民を集めるための御声は、シオンから発せられています(詩篇48:2)。

「光」は、神の真理の啓示であり、全ての人の心の奥底を照らし出します。全ての人の心の中の秘め事を、探り出します。

「神よ。私たちをもとに返し、御顔を照り輝かせてください。そうすれば、私たちは救われます。」(詩篇80:3、7、19))

「『光がやみの中から輝き出よ。』と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御顔にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。」(Ⅱコリント4:6)

「神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。造られたもので、神の前で隠れおおせるものは何一つなく、神の目にはすべてが裸であり、さらけ出されています。私たちはこの神に対して弁明するのです。」(へブル4:2~13)

この光を受けた者は、光を受け入れて神に従うか、光を拒んで暗やみに逃げ込み、神に反逆するか、どちらかを選びます。

3節「我らの神は来て、黙ってはおられない。御前には食い尽くす火があり、その回りには激しいあらしがある。」

神は、民を召喚後も、黙ってはおられません。神の啓示が続いています。それは、稲妻と暴風によって表わされています。この神の啓示の仕方は、形式宗教に陥っている神の民に対する、神の御怒りを感じさせます。

3節の最初に、「われらの神は来て、黙ってはおられない」私たちの主イエスは、「わたしは直ぐに来る。」(ヨハネ黙示録22:20)と約束されたのです。パレスチナ地域の戦争、国際関係の不安定な諸問題、人々の無軌道振りの状態は、何を意味しているのでしょうか。聖書によれば、それは主イエスの再臨が間近いことの前兆です。私たちは、強くあれ。確信せよ。落ち着いて、平安であれ。帯を引き締め、福音の光を高くかざしましょう。すでに眠っている者も、生ける者も、引き上げて下さる主は、今、来たりつつあられるのです。

<今週の活用聖句>

詩篇50篇14節
「感謝のいけにえを神にささげよ。
あなたの誓いをいと高き方に果たせ。」

<集会案内>

◇4月10日(水)聖別会(189)
経験的な聖化(5)「聖化なしに天国に入れない」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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