週報No.2440 詩篇(134)詩篇50篇5~20節「主が求める礼拝」

2024年4月14日(日) 午前10時半

頌  栄   私たちはほめたたえる       2番
讃  美   ほめたたえよ           28番
使徒信条
讃  美   イエスの恵みのうるわしさ     33番
聖書交読   イザヤ書1章10~20節
主の祈り
讃  美   わがたましいを今ささげよ     35番
聖書朗読   詩篇50篇5~20節
メッセージ  詩篇(134)         眞部明牧師
.      「主が求める礼拝」
讃  美   主よ、私たちあなたを愛す     36番
頌  栄   栄光あれや             3番

詩篇50篇5~20節
50:5 「わたしの聖徒たちをわたしのところに集めよ。いけにえにより、わたしの契約を結んだ者たちを。」
50:6 天は神の義を告げ知らせる。まことに神こそは審判者である。 セラ
50:7 「聞け。わが民よ。わたしは語ろう。イスラエルよ。わたしはあなたを戒めよう。わたしは神、あなたの神である。
50:8 いけにえのことで、あなたを責めるのではない。あなたの全焼のいけにえは、いつも、わたしの前にある。
50:9 わたしは、あなたの家から、若い雄牛を取り上げはしない。あなたの囲いから、雄やぎをも。
50:10 森のすべての獣は、わたしのもの、千の丘の家畜らも。
50:11 わたしは、山の鳥も残らず知っている。野に群がるものもわたしのものだ。
50:12 わたしはたとい飢えても、あなたに告げない。世界とそれに満ちるものはわたしのものだから。
50:13 わたしが雄牛の肉を食べ、雄やぎの血を飲むだろうか。
50:14 感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き方に果たせ。
50:15 苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。」
50:16 しかし、悪者に対して神は言われる。「何事か。おまえがわたしのおきてを語り、わたしの契約を口にのせるとは。
50:17 おまえは戒めを憎み、わたしのことばを自分のうしろに投げ捨てた。
50:18 おまえは盗人に会うと、これとくみし、姦通する者と親しくする。
50:19 おまえの口は悪を放ち、おまえの舌は欺きを仕組んでいる。
50:20 おまえは座して、おのれの兄弟の悪口を言い、おのれの母の子をそしる。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>「主が求める礼拝」(一部分)

14~15節、神の求めておられる礼拝

1、14節、感謝をささげる礼拝です。

これには、従順な信仰があるはずです。
「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。そのためにこそあなたがたも召されて一体となったのです。また、感謝の心を持つ人になりなさい。キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。あなたがたのすることは、ことばによると行ないによるとを問わず、すべて主イエスの名によってなし、主によって父なる神に感謝しなさい。」(コロサイ3:15~17)

2、15節、主に信頼する礼拝です。

これには、主の栄光を経験するはずです。
その栄光を、自分で取らずに、神に栄光を帰すはずです。
「私たちはみな、顔のおおいを取りのけられて、鏡のように主の栄光を反映させながら、栄光から栄光へと、主と同じかたちに姿を変えられて行きます。これはまさに、御霊なる主の働きによるのです。」(Ⅱコリント8:18)

3、18~22節、聖い生活をすることです。

主に喜ばれる礼拝者は、神のことばや契約を捨てたりはしない。
14節、「感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き方に果たせ。」

真の礼拝は、ほふった獣の肉を祭壇にささげることではなく、いと高き、聖なる神に、たましいの救いの感謝をささげ、主に対して、心からの忠実と従順な生活をすることです。

「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。」(ローマ12:1)

感謝は旧約においても、礼拝において特別な「感謝のいけにえ」がささげられています(レビ記7:12~15)。

感謝の心のない礼拝は、カインの礼拝と同じになってしまいます。

賛美も、音楽的に練習して、美しいハーモニーで歌うことに気をとられず、神にささげるささげものであることを自覚すべきです(へブル13:15)。

これらの信仰の自覚が薄れていくとき、礼拝は、人間的自己満足に陥るようになり、儀式化、形式化していくのです。

15節、「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。」

神が求めておられる礼拝は、私たちが神を崇め、主に栄光を帰するようになることです。すべてのことは、これを目的としています。

15節で、苦難の日に、主を呼び求めるように、命じられています。主から、何かを受けることを求めるのではなくて、主ご自身を求めることを望んでおられます。

そうする時、主は必ず、私たちを助けてくださいます。
主は、私の救いですから。
主は、私が主ご自身を呼び求めるのを、待っておられます。

15節に、「苦難の日」とありますが、主が私とともにいてくださらなければ、毎日が苦難の日になってしまいます。

しかし、私たちは、問題がひどくならないと、主を呼び求めないのではないでしょうか。最初、問題がわずかに生じた時、大抵の人が自分の力で問題を解決しようとしてしまいます。その結果、更に問題をこじれさせてしまいます。そして、こう言うのです。「私はベストを尽くしたのですが。」

しかし、主はこう言われます。「あなたがベストを尽くすことは、わたしを呼び求めることです。」

主を呼び求めない日は、思い煩いの日ではないでしょうか。
苦難の原因となる、種が蒔かれているのです。

もし、あなたが、一日に一回も主を呼び求めなかったなら、主はあなたを心配なさるはずです。
主は呼び求めれば、必ず、助けてくださいます。

私のなすべき最善のことは、主を呼び求めて、助けていただくことです。

「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」(蔵言3:5~6)

<今週の活用聖句>

詩篇50篇15節
「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。
わたしはあなたを助け出そう。
あなたはわたしをあがめよう。」

<集会案内>

◇4月17日(水)聖別会(190)
.   経験的な聖化(6)「聖化の経験の目的」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
牧師 真部 明

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