音声:使徒の働き(085) 虫にかまれたヘロデ 12:18~24


使徒の働き12:18~24
12:18 さて、朝になると、ペテロはどうなったのかと、兵士たちの間に大騒ぎが起こった。
12:19 ヘロデは彼を捜したが見つけることができないので、番兵たちを取り調べ、彼らを処刑するように命じ、そして、ユダヤからカイザリヤに下って行って、そこに滞在した。
12:20 さて、ヘロデはツロとシドンの人々に対して強い敵意を抱いていた。そこで彼らはみなでそろって彼をたずね、王の侍従ブラストに取り入って和解を求めた。その地方は王の国から食糧を得ていたからである。
12:21 定められた日に、ヘロデは王服を着けて、王座に着き、彼らに向かって演説を始めた。
12:22 そこで民衆は、「神の声だ。人間の声ではない」と叫び続けた。
12:23 するとたちまち、主の使いがヘロデを打った。ヘロデが神に栄光を帰さなかったからである。彼は虫にかまれて息が絶えた。
12:24 主のみことばは、ますます盛んになり、広まって行った。【新改訳改訂第3版】

上の写真は、オランダの版画家Jan Luyken(1649 – 1712)とPieter Mortier(1661–1711)による木版画「Death of Herod Agrippa(ヘロデ・アグリッパの死)」