音声:使徒の働き(145) キリストの任命 26:16~23 アグリッパ二世への弁明
使徒の働き 26:16~23
26:16 起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現れたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現れて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。
26:17 わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。
26:18 それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。』
26:19 こういうわけで、アグリッパ王よ、私は、この天からの啓示にそむかず、
26:20 ダマスコにいる人々をはじめエルサレムにいる人々に、またユダヤの全地方に、さらに異邦人にまで、悔い改めて神に立ち返り、悔い改めにふさわしい行いをするようにと宣べ伝えて来たのです。
26:21 そのために、ユダヤ人たちは私を宮の中で捕らえ、殺そうとしたのです。
26:22 こうして、私はこの日に至るまで神の助けを受け、堅く立って、小さい者にも大きい者にもあかしをしているのです。そして、預言者たちやモーセが、後に起こるはずだと語ったこと以外は何も話しませんでした。
26:23 すなわち、キリストは苦しみを受けること、また、死者の中からの復活によって、この民と異邦人とに最初に光を宣べ伝える、ということです。」【新改訳改訂第3版】
上の写真は、ウクライナ生まれのロシアの画家 Nikolai Bodarevsky(1850–1921) により描かれた「Apostle Paul before Herod Agrippa II flanked by his sister Berenice and Roman procurator Porcius Festus(妹ベルニケと並ぶヘロデ・アグリッパ二世、および、ローマ総督ポルキオ・フェストの前に立つ使徒パウロ)」(ウクライナのTranscarpathian Regional Art Museum蔵、Wikimedia commons より)