音声:使徒の働き(147) カイザリヤ出発 27:1~8 

使徒の働き 27:1~8
27:1 さて、私たちが船でイタリヤへ行くことが決まったとき、パウロと、ほかの数人の囚人は、ユリアスという親衛隊の百人隊長に引き渡された。
27:2 私たちは、アジヤの沿岸の各地に寄港して行くアドラミテオの船に乗り込んで出帆した。テサロニケのマケドニヤ人アリスタルコも同行した。
27:3 翌日、シドンに入港した。ユリアスはパウロを親切に取り扱い、友人たちのところへ行って、もてなしを受けることを許した。
27:4 そこから出帆したが、向かい風なので、キプロスの島陰を航行した。
27:5 そしてキリキヤとパンフリヤの沖を航行して、ルキヤのミラに入港した。
27:6 そこに、イタリヤへ行くアレキサンドリヤの船があったので、百人隊長は私たちをそれに乗り込ませた。
27:7 幾日かの間、船の進みはおそく、ようやくのことでクニドの沖に着いたが、風のためにそれ以上進むことができず、サルモネ沖のクレテの島陰を航行し、
27:8 その岸に沿って進みながら、ようやく、良い港と呼ばれる所に着いた。その近くにラサヤの町があった。【新改訳改訂第3版】

上の写真は、古代カイザリアの遺跡、パウロはこの港からシドンを経て地中海を渡り、ローマへ向かった。(2013年撮影)
下の地図は、カイザリアからローマへの行程図(新改訳聖書改訂第3版より)