音声:信仰の列伝(17) サラの信仰(2) 「信仰の実現」 へブル人への手紙11章11~12節

2016年11月20日 (日) 午前10時半
礼拝メッセージ  眞部 明牧師

へブル人への手紙11章11~12節
11:11 信仰によって、サラも、すでにその年を過ぎた身であるのに、子を宿す力を与えられました。彼女は約束してくださった方を真実な方と考えたからです。
11:12 そこで、ひとりの、しかも死んだも同様のアブラハムから、天の星のように、また海べの数えきれない砂のように数多い子孫が生まれたのです。

<インフォメーション>
私たちの神を、真実な方と信じることは、あまりにも当然のことですが、しかし、私は問題が起きる度に、主に不安を覚え、疑い始めないでしょうか。「今回も、本当に主は助けて、問題を解決してくださるでしょうか。」と、不安を抱かないでしょうか。
「神が真実である」ことは、神のご性質であるとともに、神の約束のみことばを、必ず成し遂げてくださるお方だということです。
もし、神が約束されたことを、私の願う時に成し遂げられるなら、だれもが神を真実なお方と言うでしょう。
しかし、神が約束されたことを20年後に成し遂げられたら、何人の人が、神の真実を信じるでしょうか。
ある人々が考えているように、神は力がなくて、遅れているわけではありません。一人でも多くの人が救われるために、忍耐して待っておられるのです。
創世記3:15で、神がイエス・キリストの十字架を約束されてから、実現までに数千年要しました。
イザヤが、救い主の御降誕を預言してから、実際に御降誕まで、およそ七百年待たなければなりませんでした。
エレミヤは、ユダヤ人の、捕囚からの回復が、七十年後に起きると預言しました。この場合、年数が七十年と、はっきり示されていましたが、神の真実を信じる者は少なかったのです。
イエス様が、再臨を約束されてから、二千年以上が過ぎていますが、私たちはこの約束が、きっちりと成し遂げられることを、信じなければならないのです。
その約束の日は、日一日と近づいているのです。もう、そう遠くない日に主がお出でくださることは、間違いありません。
「神は、必ず約束を成し遂げられる真実なお方であることを、信じる」ことは、私にとっても、重要なことです。

<今週の活用聖句>
ヨハネの福音書11章40節
「イエスは彼女に言われた。『もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。』」

写真は、アメリカのthe Providence Lithograph Companyによって1906年に出版されたBible cardのイラスト「Sarah and Abraham hosting three angels(3人の天使をもてなすサラとアブラハム)」 (Wikimedia Commonsより)

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