週報No.2363 詩篇(63) 24篇1~10節「栄光の王の入城(2)」

2022年10月30日(日) 午前10時半

礼拝メッセージ  眞部 明 牧師

詩篇 24篇1~10節
< 24 > ダビデの賛歌
24:1 地とそれに満ちているもの、世界とその中に住むものは【主】のものである。
24:2 まことに主は、海に地の基を据え、また、もろもろの川の上に、それを築き上げられた。
24:3 だれが、【主】の山に登りえようか。だれが、その聖なる所に立ちえようか。
24:4 手がきよく、心がきよらかな者、そのたましいをむなしいことに向けず、欺き誓わなかった人。
24:5 その人は【主】から祝福を受け、その救いの神から義を受ける。
24:6 これこそ、神を求める者の一族、あなたの御顔を慕い求める人々、ヤコブである。 セラ
24:7 門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。
24:8 栄光の王とは、だれか。強く、力ある【主】。戦いに力ある【主】。
24:9 門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。
24:10 その栄光の王とはだれか。万軍の【主】。これぞ、栄光の王。 セラ
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージ>(一部分)

詩篇24:4 中ほど「そのたましいをむなしいことに向けず。」

神以外の、この世のむなしい、永遠的価値のないものに、愛着、関心、興味、望みを寄せていないことです。…

詩篇25:1「主よ。私のたましいは、あなたを仰いでいます。」

詩篇86:4「あなたのしもべのたましいを喜ばせてください。主よ。私のたましいはあなたを仰いでいますから。」

ほとんどの人が、神様以外のものに心を向けている中で、ダビデは主だけに目を注いでいます。私たちも、そうありたいものです。
心を神にだけ向けていること、これがこの詩篇のメッセージです。

変貌山にモーセとエリヤが現われた時、ペテロはモーセとエリヤに心が奪われてしまいました。しかしその後、主イエス一人のほか、だれも見えない経験をしたのです(マタイ17:1~8)。

イエス様だけを仰いでいることは、非常に重要です。
そのためには、みことばと、主イエスの血と、聖霊に心を留めていることが必要です。

申命記6:6~9「私がきょう、あなたに命じるこれらのことばを、あなたの心に刻みなさい。これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。これをしるしとしてあなたの手に結びつけ、記章として額の上に置きなさい。これをあなたの家の門柱と門に書き記しなさい。」

詩篇143:8「朝にあなたの恵みを聞かせてください。私はあなたを信頼していますから。私に行くべき道を知らせてください。私のたましいはあなたを仰いでいますから。」

ピリピ3:8「それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。」

キリスト・イエスのすばらしさを知るためには、みことばと聖霊を経験するほかに方法がありません。みことばに仕えていると、キリストのすばらしさを味わうようになります。

このように、主に心を向けている人々は、
. 神ご自身の義を分け与えられています。
. 神の祝福によって、力づけられています。
. 神の山、聖なる所に立って、礼拝しています。

聖なる所とは、神が臨在される所です。

出エジプト記3:5「神は仰せられた。『ここに近づいてはいけない。あなたの足のくつを脱げ。あなたの立っている場所は、聖なる地である。』」

ヨシュア記5:15「すると、主の軍の将はヨシュアに言った。『あなたの足のはきものを脱げ。あなたの立っている場所は聖なる所である。』そこで、ヨシュアはそのようにした。」

4節、神の臨在の中に立つ、その資格とは、

. 「手がきよく、」罪を悔い改めている。
.  神の義を行なう器となっている。
. 神に聞かれる祈りをささげている。

手によって、実際に行動に現わされた聖潔は、内に恵みがあるしるしです。

信仰によって受ける神の義は、必ず、手足を通して良き行ないに現わされます。

良い木は、良い実を結びます。人の心の中にあるものは、必ず、態度や行ないになって現われてきます。

ローマ6:19「あなたがたにある肉の弱さのために、私は人間的な言い方をしています。あなたがたは、以前は自分の手足を汚れと不法の奴隷としてささげて、不法に進みましたが、今は、その手足を義の奴隷としてささげて、聖潔に進みなさい。」

信仰を告白していても、義の行ないが伴っていなければ、終わりの大いなる日に、永遠のさばきを受けることになるでしょう。

もし私たちの手がきよくないなら、今からでも遅くはありません。主イエスの尊い血によってきよめられ、神に向かって、きよい手を上げようではありませんか。

「心がきよらか」とは、心を尽くして、主を愛していることです。
きよい手も、きよい心から出ているのでなければ、うわべだけの偽善でしかありません。

真の宗教は、内に神のご人格を宿した、きよい心の働きです。

<今週の活用聖句>

詩篇24篇3~4節
「だれが、主の山に登りえようか。だれが、その聖なる所に立ちえようか。手がきよく、心がきよらかな者、そのたましいをむなしいことに向けず、欺(あざむ)き誓わなかった人。」

<集会案内>

◇11月2日(水)聖別会(116)午前10時半
福音的完全(3)「試験的完全(2)」

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牧師 真部 明