2017年 年頭の辞 「宝を見つけよう」 マタイの福音書13章44~52節

2017年1月1日(日)午前10時半 週報No.2056

元旦礼拝 年頭の辞  眞部 明牧師

マタイの福音書13章44~52節
13:44 天の御国は、畑に隠された宝のようなものです。人はその宝を見つけると、それを隠しておいて、大喜びで帰り、持ち物を全部売り払ってその畑を買います。
13:45 また、天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。13:46 すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。
13:47 また、天の御国は、海におろしてあらゆる種類の魚を集める地引き網のようなものです。13:48 網がいっぱいになると岸に引き上げ、すわり込んで、良いものは器に入れ、悪いものは捨てるのです。
13:49 この世の終わりにもそのようになります。御使いたちが来て、正しい者の中から悪い者をえり分け、13:50 火の燃える炉に投げ込みます。彼らはそこで泣いて歯ぎしりするのです。
13:51 あなたがたは、これらのことがみなわかりましたか。」彼らは「はい」とイエスに言った。
13:52 そこで、イエスは言われた。「だから、天の御国の弟子となった学者はみな、自分の倉から新しい物でも古い物でも取り出す一家の主人のようなものです。」

上の絵画は、オランダの画家 Rembrandt (1606–1669) Gerrit Dou (1613–1675)が1630頃に描いた「Parable of the Hidden Treasure(隠された宝のたとえ)」(ハンガリーののMuseum of Fine Arts, Budapest蔵、Wikimedia Commonsより)

<インフォメーション>
2017年の年頭に当たって、これまでお話してきましたように、三つのことに心を留めたいと思います。
第一は、旧約聖書でも、新約聖書でも、聖書を通読するだけでなく、みことばの中に隠された宝、良い真珠を見つけ出して、活用しましょう。
第二に、私の行く所、毎日、どこにおいても主を見つけ、真理の宝を見つけ、良い真珠を見つけて、感謝し、恵みを体験しましょう。
第三は、自分が味わった宝を、分かち合いましょう。心渇いて求めている人に、分かち与える働きをさせていただきましょう。
主は、この霊の奥義を全部、たとえで話されたのは、自分の知恵や律法で求める人には、隠されてわからず、信仰と聖霊に頼って求める人にだけ、真理が開かれ、体験できるように話されたのです。
それ故、主イエスの話された奥義が隠されたままの人が大勢います。
私たちは先ず、自分が毎日の生活の中で、経験し、それを身近な人に証しさせていただきたいと思います、
生活の小さな面においても、主を見い出し、宝を見つけましょう。そのために、信仰を働かせ、御霊のみわざに信頼して、奉仕させていただき、天の御国の弟子とさせていただきたいのです。

<今週の活用聖句>

箴言3章5~6飾
「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」

<集会案内>

◇1月4日(水) 聖別会 午前10時半
聖潔の諸要素(47)聖霊の証し(6)
「聖霊の証しとは何か」

地の塩港南キリスト教会
横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL045(844)8421