週報No.2158 涙の預言エレミヤ書(68)「新しい運命」エレミヤ書31:21~30

2018年12月9日 (日) 午前10時半
礼拝メッセージ  眞部 明 牧師

エレミヤ書31章21~30節
31:21 あなたは自分のために標柱を立て、道しるべを置き、あなたの歩んだ道の大路に心を留めよ。おとめイスラエルよ。帰れ。これら、あなたの町々に帰れ。
31:22 裏切り娘よ。いつまで迷い歩くのか。【主】は、この国に、一つの新しい事を創造される。ひとりの女がひとりの男を抱こう。」
31:23 イスラエルの神、万軍の【主】は、こう仰せられる。「わたしが彼らの繁栄を元どおりにするとき、彼らは再び次のことばを、ユダの国とその町々で語ろう。『義の住みか、聖なる山よ。【主】があなたを祝福されるように。』
31:24 ユダと、そのすべての町の者は、そこに住み、農夫も、群れを連れて旅する者も、そこに住む。
31:25 わたしが疲れたたましいを潤し、すべてのしぼんだたましいを満たすからだ。
31:26 ──ここで、私は目ざめて、見渡した。私の眠りはここちよかった。──
31:27 見よ。その日が来る。──【主】の御告げ──その日、わたしは、イスラエルの家とユダの家に、人間の種と家畜の種を蒔く。
31:28 かつてわたしが、引き抜き、引き倒し、こわし、滅ぼし、わざわいを与えようと、彼らを見張っていたように、今度は、彼らを建て直し、また植えるために見守ろう。──【主】の御告げ──
31:29 その日には、彼らはもう、『父が酸いぶどうを食べたので、子どもの歯が浮く』とは言わない。
31:30 人はそれぞれ自分の咎のために死ぬ。だれでも、酸いぶどうを食べる者は歯が浮くのだ。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージの要点>

第二の新しい運命は、敵からの安全をもたらす秩序が、これまでと逆転して、保証されることです。

「裏切り娘よ。いつまで迷い歩くのか。主は、この国に、一つの新しい事を創造される。ひとりの女がひとりの男を抱こう。」(エレミヤ書31:22)

これまでは、男の勇士たちが敵の軍勢を防いで、安全と平和をもたらすのが通常のことでしたが、神が起こされる新しい秩序では、一人の女が男を守るのです。

「裏切り娘よ」とは、イスラエルか、シオンの人々を指しています。

この女性マリヤを通して、イエス・キリストが受肉され、救いが永遠に完全に実現することを言ったのです。

ユダの乙女が、神の御子、平和の君を生んだのです。

「ひとりのみどりごが、私たちのために生まれる。ひとりの男の子が、私たちに与えられる。主権はその肩にあり、その名は、『不思議な助言者、力ある神、永遠の父、平和の君』と呼ばれる。その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今よりとこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。」(イザヤ書9:6~7)

一人の女の人が産んだ御子イエス・キリストによって、すべての人が救われるのです。

これに人が、どんな疑問を抱こうとも、これが、罪ある人を救うために、神が取られた方法なのです。

すべての人の罪を背負って、身代わりの十字架の代価を払うためには、ただ一つの方法しかありません。それは聖なる神ご自身が、罪のない人となられて、人の罪を負って、身代わりの十字架にかかられる道しか、ありません。

それで神は、乙女マリヤを用いて、聖霊が宿られ、神が人となって下さったのです。

エレミヤはすでにこの真理を、悟っていたようです。

<今週の活用聖句>

コリント人への手紙第二、5章17節,
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」

<集会案内>

◇12月12日(水)聖別会 午前10時半
聖書的聖潔(5)
「まとめ」

【お知らせ】

☆12月23日(日)聖誕節礼拝 午前10:30
礼拝後 クリスマス感謝会

私たちの救い主イエス様の御降誕をお祝いし、礼拝と感謝をささげてお交わりの時を持たせていただきます。どうぞ、お気軽にご参加下さい。退室はご自由です。

☆クリスマス感謝献金のお願い
主イエス様の御降誕の恵みと、今年も一年間、恵みの中で守られたことを感謝して、クリスマス感謝献金を実施します。信仰と感謝を込めてお加わり頂ければ幸いです。
この献金は、教会の牧師費や光熱費、その他の諸経費のために使わせていただきます。

☆2019年1月2日(水)新年礼拝 午前10:30
新しい年、主を礼拝して始めましよう。
同日の聖別会はお休みします。

地の塩港南キリスト教会
横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421