週報No.2494　2025年　復活節メッセージ(1)「信じるなら、神の栄光を見る」ヨハネの福音書11章3～4節、40節

2025年4月20日(日)　午前10時半

頌 　　栄　　　私たちはほめたたえる　　　　　　　2番
讃　　美　　　いのちの御霊よ　　　　　　　　　651番
使徒信条
讃　　美　　　わが罪のためイエスは　　　　　　652番
聖書交読　　　コリント人への手紙第ー、15章51～58節
主の祈り
讃　　美　　　ハレルヤ十字架の戦い　　　　　　653番
聖書朗読　　　ヨハネの福音書11章3～4節、40節
復活節メッセージ（1）　　　　　　　　　　　眞部明牧師
「信じるなら、神の栄光を見る」
讃　　美　　　よみがえりし主はハレルヤ　　　　654番
頌　　 栄　　　栄光あれや　　　　　　　　　　　 3番

ヨハネの福音書11章3～4節、40節
11:3 そこで姉妹たちは、イエスのところに使いを送って、言った。「主よ。ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」
11:4 イエスはこれを聞いて、言われた。「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです。」
11:40 イエスは彼女に言われた。「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」
【新改訳改訂第３版】

＜礼拝メッセージ＞（一部分）

イエス様の復活、おめでとうございます。

私たちの信仰の旅路の目的地は、神の都、天の故郷です。
それは、私たちがこの朽ちるからだを脱ぎ捨てて、朽ちることのない復活のからだを着せられる時です。これを栄化と呼んでいます。

パウロは、この復活の栄化を、ローマ8：17で「私たちは神の相続人であり、キリストとの共同相続人であります。」と言っています。

ピリピ3：11でパウロは「どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。」と言っています。

「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」（ピリピ3：14）

更に、パウロの殉教の死の一か月くらい前の絶筆の手紙と言われている第ニチモテ4：8では、次のように言っています。

「今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現われを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。」

これらのパウロの真剣なことばから、明らかに彼は自分の信仰の生涯の最終目的地を、キリストの復活に与かることに、定めていたことは明らかです。

アブラハムや族長たちは、神の都、天の故郷にあこがれ、目指していたと言っています。

パウロはⅠコリント15：54で、その時は、「しかし、朽ちるものが朽ちないものを着、死ぬものが不死を着るとき、『死は勝利にのまれた。』と記されている、みことばが実現します。」

Ⅱコリント5：17「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」

コロサイ3：9、10「互いに偽りを言ってはいけません。あなたがたは古い人をその行ないといっしょに脱ぎ捨てて、新しい人を着たのです。新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです。」

ここで言う「古い人を脱ぎ捨てて、新しい人を着る」ことのうち、古い人は、堕落したアダムとエバ以来すべての人が受け継いでいる、神に逆らう堕落性です。この古い罪の性質が、私たちのからだもたましいも、朽ちさせてしまうのです。それ故、その古い人を脱ぎ捨てて、即ち自分中心の自我が、キリストとともに十字架につけられて、取り除かれ、新しい人を着るのです。

この新しい人は、創造者なる神のご人格の性質に似ています。

神は、私たちがイエス・キリストを信じて受け入れることによって、罪によって朽ちる運命にある者を、朽ちることのない復活されたキリストの新しいいのちに、変えてくださるのです。これは、主イエス様を死者の中からよみがえらせた御霊が、私たちの内にも同じみわざを行なって下さることによってなされます（ローマ8：11）。

このキリストにある新しいいのちが、聖霊によって、神の愛として私たちの心に注がれ、キリストの平安として、苦難の中で支えとなって下さり、互いに重荷を負い合ったり、助け合ったり、祈り合ったりして、働いています。復活のいのちが、普段、こういうところで働いていることをご存知でしょうか。

次に、ヨハネ11：25～26「イエスは言われた。『わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は、決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」

25節の「わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」は、主イエスを信じて、主の復活のいのちを持っている者は、朽ちる体が死んでも、たましいは復活のいのちを失っていません。必ず、よみがえることを約束し、保証されたのです。

26節でも「わたしを信じる者は決して死ぬことがありません。」と約束されていますが、これは「キリストを信じて、たましいのうちにキリストのいのちを持っている人は、滅びることがなく、必ず復活する」と言われたのです。

そのために、必ず必要なのが、「キリストを信じて、新しい人となっていること」です。この新しい人の本質は、キリストを死者の中からよみがえらせたキリストの御霊です。

……キリストの復活は、罪からの完全な解放であるからです。…

ですから、私たちは日常に、朽ちる体を持っている間であっても、聖霊によって、復活の力を使って、隣人を愛すること、を実行させていただき、私たちが死からいのちによみがえっていることを、証ししましょう。……

＜今週の活用聖句＞

ヨハネの福音書11章40節
「イエスは彼女に言われた。『もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。』」

＜集会案内＞

◇4月23日（水）聖別会（217）午前10：30
聖潔を求める人へのメッセージ（5）「六つのみわざ」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5－22－2　TEL/FAX 045（844）8421
牧師　真部　明

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いずれも代金前納で、お申し込み下さい。
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口座番号　00250一1－14559
加入者名　宗教法人　地の塩港南キリスト教会
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