聖書の探求(016) 創世記12章 アブラハムの生涯

12章から25章11節までの概要 12章からは神の取り扱いが、全人類的範囲から、アブラムという一人の人物をとおして神の民を形成していく方向に移っていきます。そこでまず、神の選民の最初の代表人物となるアブラハムの生涯につい …

聖書の探求(015) 創世記11章 バベルの塔、セムの系図、テラの家族

創世記1~11章は聖書の総論ともいうべきもので、神は全人類を取り扱っておられます。そして創世記12章~使徒の働き2章は、神の選民イスラエルの歴史を扱っています。 ですから創世記11章は聖書の総論の締括りですが、ここに至っ …

聖書の探求(014) 創世記10章 ノアの子孫の系図 人類の分散と諸国民

10章には人類の分散の状態と諸国民の表が記されています。これは11章のバベルの塔事件の結果であると言えるでしょう。一つの種族が多くの氏族、民族に分裂していったのは、言語の混乱による当然の結果なのです。 ここに記されている …

聖書の探求(013)創世記九章 ノアの祝福、神の契約、人間の失敗

9章は神がノアを祝福された章です。 〔ノアの祝福ー新生(真の自由)の生涯〕(9:1~7) 1、実を結ぶ(9:1) 創9:1 それで、神はノアと、その息子たちを祝福して、彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地に満ちよ。 こ …

聖書の探求(012)創世記七~八章 洪水の期間、神の態度と取扱い、新生の道

大洪水が始まったのは、ノアたちが箱舟に入ってから7日経った(7:10)、ノアの600才の年の第二の月の17日(7:11)でした。11節には、「巨大な大いなる水の源が、ことごとく張り裂け、天の水門が開かれた。」と記されてい …

聖書の探求(011b)創世記六~七章 ノアの洪水、箱舟、キリストの十字架の救いの型

〔ノアの洪水の一般的研究〕 ノアの洪水が歴史的事実であることは、主イエスご自身がはっきりと示しておられるので(マタイ24:37~39、ルカ17:26~27)、それ以外に信じる根拠を必要とはしませんけれども、ほかにも多くの …

聖書の探求011a 創世記5章 アダムの系図(エノクとレメク)

五章にはアダムの系図が記されています。 その重要な意味については、四章の「セツの子孫の流れ」の中に既に記しましたので、補足的なものをここに記しておきます。 一、四章と五章の系図は似ているところがありますが、全く別の系図を …

聖書の探求010b 創世記四章(3) カインの子孫の流れとセツの子孫の流れ

4章17~26節  社会の始まり 四章における二つの宗教の道、すなわち、神の恵みの道と人の肉の道が源となって、人間社会の二つの流れが出て来ています。 第一の流れは、この世に属する流れ-カインの子孫の社会の発達-神なき、救 …

聖書の探求010a 創世記四章(2) アベルの宗教とカインの宗教

〔神の恩寵の道(アべルの宗教)〕 一、アベルは罪を自覚していました。そのままでは、神に感謝をささげるために神の御前に出られないものであることを自覚していました。 私たちは神に感謝をささげる前に、贖いのためのいけにえ、すな …

聖書の探求 009b 創世記四章(1) カインとアベル

この章には堕落の後の定着した結果が記されています。 ここには二種類の宗教と社会があります。すなわち、カインの流れとアベルの代わりに生まれたセツの流れの宗教と社会です、そして文化的には、かなり高度に発達していたことが分かり …