音声:ヨハネの福音書(031) 安息日に働かれるイエス 5:9後半~18

フランドルの画家 Artus Wolffort (1581–1641)による「Christ at the Pool of Bethesda(ベセスダの池のキリスト)」(Art Gallery of Ontario蔵、Wikimedia Commonsより)

ヨハネの福音書 5章9~18節
5:9 すると、その人はすぐに直って、床を取り上げて歩き出した。ところが、その日は安息日であった。5:10 そこでユダヤ人たちは、そのいやされた人に言った。「きょうは安息日だ。床を取り上げてはいけない。」5:11 しかし、その人は彼らに答えた。「私を直してくださった方が、『床を取り上げて歩け』と言われたのです。」5:12 彼らは尋ねた。「『取り上げて歩け』と言った人はだれだ。」5:13 しかし、いやされた人は、それがだれであるか知らなかった。人が大ぜいそこにいる間に、イエスは立ち去られたからである。
5:14 その後、イエスは宮の中で彼を見つけて言われた。「見なさい。あなたはよくなった。もう罪を犯してはなりません。そうでないともっと悪い事があなたの身に起こるから。」5:15 その人は行って、ユダヤ人たちに、自分を直してくれた方はイエスだと告げた。5:16 このためユダヤ人たちは、イエスを迫害した。イエスが安息日にこのようなことをしておられたからである。
5:17 イエスは彼らに答えられた。「わたしの父は今に至るまで働いておられます。ですからわたしも働いているのです。」5:18 このためユダヤ人たちは、ますますイエスを殺そうとするようになった。イエスが安息日を破っておられただけでなく、ご自身を神と等しくして、神を自分の父と呼んでおられたからである。【新改訳改訂第3版】


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