週報No.2497　詩篇（186）詩篇68篇32～35節「もろもろの国の賛美」

2025年5月11日(日)　午前10時半

奏　　楽
頌　　栄　　　すべてのものみな　　　　　 　 　　1番
讃　　美　　　信仰の導き手　　　　　　　　　　　10番
使徒信条
讃　　美　　　恵みの御座から　　　　　　　　　　11番
聖書交読　　　イザヤ書29章13～16節
祈　　祷
主の祈り
讃　　美　　　我らの主イエスは　　　　　　　　　29番
聖書朗読　　　詩篇68篇32～35節
メッセージ　　詩篇（186）　　　　　　　　　眞部明牧師
「もろもろの国の賛美」
讃　　美　　　ほめたたえよ　　　　　　　　　　　28番
献金・感謝
頌　　栄　　　みたまの交わり　　　　　 　　　　　4番
祝　　祷

詩篇32～35節
68:32 この世の王国よ。神に向かって歌え。主に、ほめ歌を歌え。　セラ
68:33 昔から、いと高き天に乗っておられる方に向かい、ほめ歌を歌え。聞け。神は御声を発せられる。力強い声を。
68:34 神の力を認めよ。みいつはイスラエルの上に、御力は雲の上にある。
68:35 神よ。あなたはご自身の聖なる所におられ、恐れられる方です。イスラエルの神こそ力と勢いとを御民にお与えになる方です。ほむべきかな。神。
【新改訳改訂第３版】

＜礼拝メッセージ＞（一部分）

32～35節、地の諸々の国の賛美

32節「この世の王国よ。神に向かって歌え。主に、ほめ歌を歌え。」

終わりの部分の賛美は、大きく盛り上がっていて、この世の王国も賛美に加わるように招かれています。主なる神は、いと高きお方であられ、強く、カある神だからです。

33節「昔から、いと高き天に乗っておられる方に向かい、ほめ歌を歌え。聞け。神は御声を発せられる。力強い声を。」

ダビデは、諸々の天をご支配しておられる主を、あらゆる面からほめたたえています。

① 19節「ほむべきかな‥‥‥主」
私たちの心が主イエス様を崇めているでしょうか。

② 26節「神をほめたたえよ。」「主をほめたたえよ。」
私のたましいが、喜びおどっているでしょうか。

③ 32、33節「神に向かって歌え。」「ほめ歌を歌え。」
主は、全ての国民から賛美の礼拝を受けられるべきお方です。

④ 34節「みいつはイスラエルの上に、」
ご自分の民の内に住まわれる神、臨在される神です。
（注：「みいつ（御稜威）」とは、神の威光の意）

⑤ 35節「神よ。あなたはご自身の聖なる所におられ、畏れられる方」

「まことに、あなたがたにもう一度告げます。もし、あなたがた　のうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもそ　の中にいるからです。」（マタイ18：19～20）

⑥ 33節「いと高き天に乗っておられる方」

「主をほめたたえよ。天の天よ。」（詩篇148：4）

「見よ。天ともろもろの天の天、地とそこにあるすべてのものは、あなたの神、主のものである。」（申命記10：14）

「私はキリストにあるひとりの人を知っています。この人は十四年前に － 肉体のままであったか、私は知りません。肉体を離れてであったか、それも知りません。神はご存知です。－ 第三の天にまで引き上げられました。」（Ⅱコリント12：2）

これは、パウロ自身の経験を言っていると、思われます。
神の力（性質）を、賛美しています。

33節「聞け。神は御声を発せられる。力強い声を。」
みことばの主権のことです。

34節前半「神の力を静めよ。」
私たちに対して現わされた力。

「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」（箴言3：6）

34節最後「御力は雲の上にある。」
「雲の上」とは、第三の天を指しています。神の力のことです。

35節では、神はご自分の力と勢いとを、ご自分の民にお与えになる方です。

神の御力は、天からの神の啓示を現わされます。

「天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。」（詩篇19：1）

35節前半、聖所から発せられる御力は、全地の人々の心に恐れを呼び起こします。それ故、全ての人々は神の恐るべき力を証しし、神の真実さの故に、力強い声で神を賛美するようになります。

このことが行なわれるために、二つのことをしましょう。

第一は、神を喜ぶことです。

3～4節「しかし、正しい者たちは喜び、神の御前でこおどりせよ。喜びをもって楽しめ。神に向かって歌い、御名をほめ歌え。雲に乗って来られる方のために道を備えよ。その御名は、主。その御前でこおどりして喜べ。」

5～6節　神は、「みなしごの父、やもめのさばき人」、「孤独な者」、「捕われ人」弱い者の保護者であることを、喜ばれます。

17節「神のいくさ車は幾千万と数知れず、主がその中に、おられる。シナイが聖の中にあるように。」

神は、ご自身の臨在による勝利を喜ばれます。

19、20節「ほむべきかな。日々、私たちのために、重荷をになわれる主。私たちの救いであられる神。神は私たちにとって救いの神。死を免れるのは、私の主、神による。」

私たちの、毎日の具体的な重荷をになってくださり、死を免れさせて、生かして下さる神を、喜んでいます。……

私たちのなすべきことの、第二は、34節前半「神の力を認めよ。」です。これは「力を神に帰せよ」という意味です。

本当に神の力だと分かったら、「自分の力でできた。」などと、思い上がった考えを持たなくなります。……

＜今週の活用聖句＞

詩篇68篇19節
「ほむべきかな。日々、私たちのために、
重荷をになわれる主。
私たちの救いであられる神。」

＜集会案内＞

◇5月14日（水）聖別会（218）午前10：30
聖潔を求める人へのメッセージ（6）
「危険な落とし穴と重要点」

地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5－22－2　TEL/FAX 045（844）8421
牧師　眞部　明

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