2019年 年頭のことば「平和の神ご自身」 テサロニケ第一5章23節

2019年1月2日 (水) 午前10時半
礼拝メッセージ  眞部 明 牧師

テサロニケ第一、5章23節
5:23 平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージの要点>

これらによれば、プシュケもプニューマも違いがなく、私たち人間の人格的営みを指しています。

ここで私の内なる営みとして、キリストを受け入れる時、このプシュケ、プニューマに神の永遠のいのちを受けるのです。永遠のいのちについては、私には信じることができるだけですが、私の内に永遠のいのちを持っている実りが現われてきます。聖霊によって、神の愛が注がれ、隣人を愛するようになり、謙遜、忍耐など、御霊の実が実るように現われます。

私たちのプシュケ、プニューマに、平和の神ご自身、即ちイエス様の御霊と永遠のいのちが満ちて下さいます。しかし、平和の神がおられなくなり、自分の知恵と考えと欲が優先すると、自分中心の性質が自分を支配するようになります。

平和の神が、私のプシュケに満ちて下さる時、きよめられて、私自身の霊もたましいもからだも、生活の全てが守られるのです。

平和の神が、私の内に住まわれる時、私の動機が愛に変わり、主イエスが喜ばれることを喜びと感じ、思うこと、望むこと、全ての源が、平和の神によって変えられていくのです。

私たちは、毎日、選ぶことがあり、働くことがあり、思うことがあり、考えることがあります。その全ての面で、主イエス様を証しし、主の栄光を現わすことを喜びとする者に変えられていきます。

パウロはこの変化を、ローマ6:13では「手足を不義の器」から「義の器」に、同6:16では「罪の奴隷」から「従順の奴隷」に、同6:18,19では「不法の奴隷」から「義の奴隷」に変えられたと言っています。その行き着くところは、「聖潔の実」を結ぶことです(同6:22)。

この平和の神のみわざは、神のご真実によって保証されています。聖書が言う「真実」とは、神がみことばで約束されたことは必ず、実現されることです。

マタイ24章を見ると、間違いなく、今の世は、この世の終末になっています。主イエスの再臨の時は、近づいています。そのための十分な備えを、聖書は与えてくれています。私たちはそれを忘れず、軽視せず、平和の神ご自身にわが内に満ちていただいて、きよめられ、私の内なる人の源となっていただいて、必ずキリストの復活を勝ち取り、御国の栄冠を勝ち取って下さい。

「どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。」(ビリピ3:11)

「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」(同3:14)

この一年の年頭に立って、目標のない、思い煩う一年に終わらせないようにしましょう。

そのために、神の栄冠を目指し、目標を鮮明にして、私たちのプシュケ、プニューマに平和の神ご自身に満ちていただき、どんなことがあっても、守っていただける、霊の備えを今日からさせていただきましょう。そして一日一日、「主イエス様は真実でした。」と、証しを続けさせていただきましょう。

信じ続ければ、神の栄光を必ず見ることになります。

<今週の活用聖句>

テサロニケ人への手紙5章23節
「平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように、主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。」

<引用聖句>

(ゼカリヤ4:6)・・・『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の【主】は仰せられる。

(ヨハ 3:16)神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

(ロマ 8:37)しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。

(ピリ 4:13)私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもできるのです。

(ロマ 15:33)どうか、平和の神が、あなたがたすべてとともにいてくださいますように。アーメン。

(ロマ 16:20)平和の神は、すみやかに、あなたがたの足でサタンを踏み砕いてくださいます。どうか、私たちの主イエスの恵みが、あなたがたとともにありますように。

(ピリ 4:9)あなたがたが私から学び、受け、聞き、また見たことを実行しなさい。そうすれば、平和の神があなたがたとともにいてくださいます。

(ヘブル 13:20-21)永遠の契約の血による羊の大牧者、私たちの主イエスを死者の中から導き出された平和の神が、イエス・キリストにより、御前でみこころにかなうことを私たちのうちに行い、あなたがたがみこころを行うことができるために、すべての良いことについて、あなたがたを完全な者としてくださいますように。どうか、キリストに栄光が世々限りなくありますように。アーメン。

(ロマ 8:11)もしイエスを死者の中からよみがえらせた方の御霊が、あなたがたのうちに住んでおられるなら、キリスト・イエスを死者の中からよみがえらせた方は、あなたがたのうちに住んでおられる御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだをも生かしてくださるのです。

(Ⅰテサ 3:11)どうか、私たちの父なる神であり、また私たちの主イエスである方ご自身が、私たちの道を開いて、あなたがたのところに行かせてくださいますように。

(Ⅰテサ 5:23)平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。

(Ⅱテサ 2:16) どうか、私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった方ご自身が、

(Ⅱテサ 3:16) どうか、平和の主ご自身が、どんな場合にも、いつも、あなたがたに平和を与えてくださいますように。どうか、主があなたがたすべてと、ともにおられますように。

(Ⅰテサ 1:1) パウロ、シルワノ、テモテから、父なる神および主イエス・キリストにあるテサロニケ人の教会へ。恵みと平安があなたがたの上にありますように。

(ロマ 8:6) 肉の思いは死であり、御霊による思いは、いのちと平安です。

(ピリ 3:11) どうにかして、死者の中からの復活に達したいのです。

(Ⅱペテ 3:14) ・・・ このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、しみも傷もない者として、平安をもって御前に出られるように、励みなさい。

(ロマ 12:1) ・・・ あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。

(Ⅰコリ 13:12-13) 今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、その時には顔と顔とを合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、その時には、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。
こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。

(Ⅰテサ 5:23) 平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。主イエス・キリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。

(マル 12:30) 心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』

(ヨハ 3:6) 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。

(ロマ 6:16) あなたがたはこのことを知らないのですか。あなたがたが自分の身をささげて奴隷として服従すれば、その服従する相手の奴隷であって、あるいは罪の奴隷となって死に至り、あるいは従順の奴隷となって義に至るのです。

(ピリ 3:14) キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。

地の塩港南キリスト教会
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