週報No.2504 放縦から聖徒へ（66）「最高のもの」 コリント人への手紙第一 12:31,13:13
2025年6月29日(日) 午前10時半
奏 楽
頌 栄 すべてのものみな 1番
讃 美 イエス様の愛は 19番
使徒信条
讃 美 わが心に住むイエス・キリスト 46番
聖書交読 イザヤ書31章4～9節
祈 祷
主の祈り
讃 美 ほんとうの愛を 64番
聖書朗読 コリント人への手紙第一12：31、13：13、
ＣＤメッセージ 放縦から聖徒へ（66） 眞部明牧師
「最高のもの」
讃 美 日々に新たなる愛 319番
献金・感謝
頌 栄 みたまの交わり 4番
祝 祷
コリント人への手紙第一 12:31,13:13
12:31 あなたがたは、よりすぐれた賜物を熱心に求めなさい。また私は、さらにまさる道を示してあげましょう。
13:13 こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。
【新改訳改訂第３版】
＜礼拝メッセージ＞（一部分）
（ＣＤメッセージは下記のページから聞くことができます。）
第1回 「最高のもの」
しかし、聖書は最高のものは、何だと言っていますか。皆さんで言ってみましょう。
パウロは、「その中で一番すぐれているのは愛です。」と言いました。そして、14章1節では「愛を追い求めなさい。」と勧めています。
旧約聖書では、モーセの律法を通して、罪を捨てること、罪から離れることを、中心に教えられています。これは、今日の信仰生活においても重要な要素を持っていますが、それは消極的だけであって、いくら罪から遠ざかっていても、私たちはみなぎる命も、力も、熱も、確信も受けることができません。
これは、病気の患者の疾患部分を取り除いただけであって、まだ、力強く、生きる力を持っていないのと同じです。
いかに多くのクリスチャンが罪を犯しては悔い改め、自分の状態に嘆いているばかりで、力を持っていないことでしょうか。
あたかもクリスチャンの目的が、罪を犯さないことであるかのように考えて生きています。
このような考えに立っていますから、信仰がそこで止まってしまい、クリスチャンが、入退院を繰り返している病人のように、青白い顔をして、ひ弱に生きています。それは、旧約の生き方です。
新約聖書で、主イエスは、信仰者の生き方の積極的部分を強調されました。
マタイ22：37節「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。」
39節「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」
これが、キリスト教の中心です。
イエス様は「罪から離れるべきこと」の消極面を不必要だと言われたのではありませんが、それだけでは、クリスチャンは力強く生きられないことを示されたのです。……
パウロは、Ⅰコリント12章において、手、足、耳、目、口、頭などを挙げて、キリストのからだは様々な働きをするために、異なった賜物が与えられることを教えました。しかし、それらの一つ一つの賜物が、確かなるキリストのからだの器官として働くためには、愛を必要としているのです。
私は何回か、doingよりも先にbeingが必要であることをお話ししました。賜物は、doingに関わることです。しかし、愛は、beingに関わることです。賜物は、仕事に関わることですが、愛は命に関わることです。人は命を失うと、どんな仕事も果たせなくなります。
パウロは、12章31節の終わりで「さらにまさる道を示してあげましよう。」と言いましたが、それは、これを意味しています。
「愛」が、すべての賜物よりもすぐれているというだけでなく、「愛」がなければ、賜物は乱用され、罪を犯し、キリストから離れるために用いられるようになってしまいます。
賜物は、愛のしもべでなければなりません。
しもべが主人である愛の支配を蹴落として勝手な行動を始めれば、ねたみ、争い、混乱が生じてきます。
愛がなければ、私たちがどうなっていくかが、パウロは13：1～3節で、語っています。……
愛を失ったら、それは血液を失った人間と同じで、もはやクリスチャンとして生きて行くことができません。ですから、「愛」は、クリスチャンが内に持つべき最高のものなのです。
あなたがこのキリストの愛に満たされるなら、あなたはクリスチャンとしての最高峰の経験に到達したのです。
しかし、私たちは何とこの山のふもとの方をはいずりまわって、ブツブツ言っているのです。
パウロはこの最高峰を経験して、こう言いました。
「しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。」（ローマ8：37）
「これらすべてのことの中にあっても」 あらゆる困難と迫害の中にあっても、圧倒的な勝利者になったと言っています。
勝利が得られないのは、問題、課題が大きすぎるからではありません。圧倒的な勝利者にしてくれるキリストの愛が乏しいからです。
この経験をして、パウロは、どんなものがやってきても「私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」（ローマ8：39）と断言しています。
……しかし、キリストの愛は、今、あなたの内でそのように燃えていますか？ 力を発揮していますか？……
＜今週の活用聖句＞
ガラテヤ人への手紙2章20節
「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。」
＜お知らせ＞
眞部明牧師は、熱中症と転倒のケガのため入院されましたので、しばらくCDメッセージによる礼拝をささげます。
地の塩港南キリスト教会
〒233-0022 横浜市港南区上永谷5－22－2 TEL/FAX 045（844）8421
牧師 眞部 明
**************************************************
【メッセージＣＤの販売】
メッセージＣＤは、一回分ＣＤ1枚500円＋送料で販売しています。
（送料1枚180円、2～3枚210円、4～9枚430円、10枚以上送料無料）
【礼拝メッセージ ＣＤ・テープのホットサービスのご案内】
毎週、日曜日の礼拝メッセージをお送りしています。全国どこでも、火曜日か、水曜日には、お手元に届きます。一年間ご予約下さると幸いです。
1年間ご予約（60分CD、52～53回分）36,000円（送料含む）
1ケ月毎の分割（1ケ月3,000円4～5回分）もできます。
いずれも代金前納で、お申し込み下さい。
お支払いは、郵便振替をご利用ください。
口座番号 00250一1－14559
加入者名 宗教法人 地の塩港南キリスト教会
電話・FAX 045(844)8421
メール：chinosiokonan@gmail.com