不満か? 不安か?
私たちは、みんなと一緒に生活していると、不満を抱くようになり、これが嫌で、ひとりになると不安になりませんか。
家族の団欒も、にぎやかで好いですが、それも子供や孫が二、三日泊まるくらいが好いところで、ずっと一緒に暮らすと、どんなに気を使って相手を思いやっていても、必ず心に不満を持ってしまいます。
会社に勤めている間は、上司や同僚の態度や言葉に不満を抱いてしまいます。
それが嫌で会社を辞めて、独立してみると、
「仕事をうまくやっていけるだろうか。」「資金繰りは大丈夫だろうか。」
毎日が不安だらけになってしまいます。
定年退職すると、毎日自分の思い通りの生活が出来ると期待していたのに、それも束の間、毎日充実した心で生きることがどんなに難しいかを覚えます。
それでまた、あんなにストレスの多かった会社勤めを捜し始めてしまう人も少なくありません。
心に空洞が出来て、何か仕事をしていないと、不安で仕方なくなるのです。
このように不満と不安の間で揺れ動く私たちに対して、聖書は
「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。
わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。」(ヨハネ14:27)
と約束しています。
ある知人が「お金に余裕ができると、心が平安になる。」と言いました。
しかしその人はその後、思いがけず頭に障害が起きてしまいました。
幸い、大事に至らずにすみましたが、世が与える平安がどこまで私たちの心を支えてくれるかを考えてください。
さらに、イエス様は
「あなたがたは、世にあっては、患難があります。
しかし勇敢でありなさい。
わたしはすでに世に勝ったのです。」(ヨハネ16:33)
と言われました。
私たちの生涯に患難がなくなることはないでしょう。
しかしあなたの心が患難に勝ってくださったイエス様の平安で守られるなら、いつも平安です。
私たちの教会では聖書のお話をしています。
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