音声:使徒の働き(022)  聖霊傾注 2:33~36

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使徒の働き
2:33 ですから、神の右に上げられたイエスが、御父から約束された聖霊を受けて、今あなたがたが見聞きしているこの聖霊をお注ぎになったのです。
2:34 ダビデは天に上ったわけではありません。彼は自分でこう言っています。『主は私の主に言われた。
2:35 わたしがあなたの敵をあなたの足台とするまではわたしの右の座に着いていなさい。』
2:36 ですから、イスラエルのすべての人々は、このことをはっきりと知らなければなりません。すなわち、神が、今や主ともキリストともされたこのイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」
【新改訳改訂第3版】

(たけさんの一口まとめ)
ペテロはペンテコステの日に聖霊を注がれ、今まで見ていても分からなかった真理を一瞬にして悟りました。この日、120人の上に起きた一連の出来事は間違いなく主の御霊の油注ぎだと分かったのです。これは、最大の証しです。
油の注ぎとは、聖霊が注がれることで、聖霊の油は真理を悟るために不可欠です。
注ぎの油を受けるために必要なことは次の3つです。
1. 器が空であること。つまり、飢え渇いていること。
2. 集中すること。
3. 神のご目的があること。
聖霊が燃えていると、力、恵み、輝きが増します。しかし、他のことで心が一杯になっているとしぼんでしまいます。
イスラエルの人々は、イエスを十字架につけたという史上最悪の罪を犯したのですが、神はこれを憐み深い救いの計画に結び付けられ、大いなる恵みの聖霊を私たちにお注ぎくださいました。
神を愛する者、神のご計画の中を歩んでいる者には、いかなる災いが来てもそれを益と変えてくださるということを経験させてくださることに感謝します。

写真は、オーストリアの画家Stephan Dorfmeister (1729–1797) が描いた「Pentecost(ペンテコステ)」(Wikimedia Commonsより、Hungarian National Gallery蔵)