音声:使徒の働き(023)  聖霊再燃 2:37~41

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使徒の働き
2:37 人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。
2:38 そこでペテロは彼らに答えた。「悔い改めなさい。そして、それぞれ罪を赦していただくために、イエス・キリストの名によってバプテスマを受けなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けるでしょう。
2:39 なぜなら、この約束は、あなたがたと、その子どもたち、ならびにすべての遠くにいる人々、すなわち、私たちの神である主がお召しになる人々に与えられているからです。」
2:40 ペテロは、このほかにも多くのことばをもって、あかしをし、「この曲がった時代から救われなさい」と言って彼らに勧めた。
2:41 そこで、彼のことばを受け入れた者は、バプテスマを受けた。その日、三千人ほどが弟子に加えられた。
【新改訳改訂第3版】

(たけさんの一口まとめ)
聖霊の火は何度も燃えます。
クリスチャンとは、心の中にキリストの御霊の火が灯っている人です。その火がペテロのように赤く燃えているでしょうか。ちょろちょろした焚火程度になっていないでしょうか。消えかけているときには、心の中に何か妨げるものがあります。例えば、心配や思い煩い、高慢な思い、などがあるとなかなか燃えません。

燃える聖霊に満たされたペテロの説教は人々の心を刺しました。これは、人々の心にも聖霊が働き始めたと言うことです。そして、聖霊による罪の悔い改めが始まりました。ペテロの説明を理解して納得したのではありません。聖霊体験によって分かったのです。人に教えられたのではなく、聖霊に教えられたのです。

ペテロは神様が聖霊を授ける準備ができていることを悟り簡単に答えました。「悔い改めて、バプテスマを受けなさい。」これは、水のバプテスマではなくて、聖霊のバプテスマです。罪からの解放を実感できるのは、聖霊のバプテスマを受けた時です。
聖霊の火は、120人から3000人へと燃え広がりました。今も聖霊の再燃は可能です。私たちの魂にも聖霊の火を頂いて再燃させて頂きましょう。

写真は、フランスの画家Charles Poërson (1609-1667)が描いた「St. Peter Preaching in Jerusalem(エルサレムで説教するペテロ)」(Los Angeles County Museum of Art蔵)