週報No.2174 涙の預言エレミヤ書(82)「隠された預言者」エレミヤ書36:27~31

2019年3月24日 (日) 午前10時半

礼拝メッセージ  眞部 明 牧師

エレミヤ書36章27~31節
36:27 王が、あの巻き物、バルクがエレミヤの口述で書きしるしたことばを焼いて後、エレミヤに次のような【主】のことばがあった。
36:28 「あなたは再びもう一つの巻き物を取り、ユダの王エホヤキムが焼いた先の巻き物にあった先のことばを残らず、それに書きしるせ。
36:29 ユダの王エホヤキムについてはこう言え。【主】はこう仰せられる。あなたはこの巻き物を焼いて言った。『あなたはなぜ、バビロンの王は必ず来てこの国を滅ぼし、ここから人間も家畜も絶やすと書いたのか』と。
36:30 それゆえ、【主】はユダの王エホヤキムについてこう仰せられる。彼には、ダビデの王座に着く者がなくなり、彼のしかばねは捨てられて、昼は暑さに、夜は寒さにさらされる。
36:31 わたしは、彼とその子孫、その家来たちを、彼らの咎のゆえに罰し、彼らとエルサレムの住民とユダの人々に、彼らが聞かなかったが、わたしが彼らに告げたあのすべてのわざわいをもたらす。」
【新改訳改訂第3版】

<礼拝メッセージの要点>

 この部分は、エレミヤとバルクが隠れていた時に、エレミヤに臨んだ神のみことばの記録です。
 
 この隠されていた期間は、今日の私たちにとって、多くの光を照らす預言を残してくれたのです。そのために預言者は、人目につかない隠れた所で、多忙で、実り豊かな日々を過ごしていたのです。

 苦難に会っている人は、何も出来なくて、いらいらするでしょうが、実は多くの種まきをしているのです。必ず、多くの新芽が出てきます。

 預言者エレミヤは、やがで夜明けとなり、明けの明星であられるイエス・キリストが来られるまでの時代の、暗い世を照らす預言の光を灯し続けたのです。

 それ故、主のしもべは、身も心も、自分の全存在を神にゆだねて、豊かな実りを確信してください。主はあなたが何をしても、栄えさせるようにしてくださいます。

 「まことに、その人は主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ。その人は、水路のそばに植わった木のようだ。時が来ると実がなり、その葉は枯れない。その人は、何をしても栄える。」(詩編1:2~3)

エレミヤヘのみことばには、二つの指示が出ています。
 「王が、あの巻き物、バルクがエレミヤの口述で書きしるしたことばを焼いて後、エしミヤに次のような主のことばがあった。」(エレミヤ書36:27)
 偽物でない、真の神の預言が、この世の権力者の脅迫と迫害に屈したことはありません。イスラエルの歴代の預言者たちは、サウル王やダビデ王を初めとして、たびたび、国王と王の家族の罪を叱責して、懲らしめることを預言者の重要な任務の一部としてきました。
 「あなたは再びもう一つの巻き物を取り、ユダの王エホヤキムが焼いた先の巻き物にあったことばを残らず、それに書き記せ。(エレミヤ36:28)

 第一は、エホヤキムが焼いて破棄してしまった預言の巻き物を、もう一度、先のことばを残らず、そこに書き記せ。」という命令です。
 エホヤキムが巻き物を焼いたことは、第二の巻き物に不遜なエホヤキムの運命を表しただけでなく、更に充実した、第二版の巻き物の必要性を痛感させたのです。

 第二版の制作について、32節にこう記されています。
 「・・・ ユダの王エホヤキムが火で焼いたあの書物のことばを残らず書きしるした。さらにこれと同じような多くのことばもそれに書き加えた。」
 ですから、第二版は、第一版より多くなっています。恐らくエレミヤは、第一版の巻き物が、エホヤキムに没収されるか、破棄されるかすることを予想して、原稿を保存していたか、写本を作っていたものと思われます。

 この執筆の時間として、「神に隠されている期間」や、投獄されている期間を使ったものと思います。使徒パウロも、投獄中に獄中書簡を送っています。それが今日、パウロの手紙の一部として、新約聖書に加えられているのです。

 ジョン・バンヤンも、聖書の次によく読まれていると言われている「天路歴程」と信仰書を獄中で書いています。

 悪魔の力は、預言者や説教者の口をふさいでも、神はますます心を燃え上がらせ、筆を走らせたのです。

<今週の活用聖句>

ローマ人への手紙12章1節
「そういうわけですから、兄弟たち。神のあわれみのゆえに、あなたがたにお願いします。あなたがたのからだを、神に受け入れられる、聖い、生きた供え物としてささげなさい。それこそ、あなたがたの霊的な礼拝です。」

<集会案内>

◇3月27日(水)聖別会 午前10時半
  道徳廃棄論者の間違い(2)「潔められない人の言い分」

地の塩港南キリスト教会
横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421