音声:2022年 年頭の辞 「今年一年の生活」 使徒の働き 1章4~5節
2022年1月2日(日) 午前10時半
礼拝メッセージ 眞部 明 牧師
使徒の働き 1章4~5節
1:4 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
1:5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
【新改訳改訂第3版】
上の版画は、Foster, William A.により1891年に出版された「The Bible panorama, or The Holy Scriptures in picture and story(聖書パノラマ、または、絵と物語の聖書)」の挿絵(アメリカのThe Library of Congress蔵、Wikimedia Commonsより)
<礼拝メッセージ>(一部分)
エペソでは、聖霊を知らない、ヨハネのバプテスマしか知らない、ユダヤ人の伝道者アポロの指導を受けていた十二人がいました。
アポロは、当時の聖書、旧約聖書に通じていました。「この人は、主の道の教えを受け、霊に燃えて、イエスのことを正確に語り、また教えていたが、ただヨハネのバプテスマしか知らなかった。」(使徒18:25)
アポロの教えたことに間違いはなかった。アポロの教えを受けたエペソの人々は、罪が示され、熱心に罪を悔い改めていました。
アポロの説教を聞いていた信徒伝道者プリスキラとアクラの夫婦は、「彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いていたプリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に彼に説明した。」(使徒18:26)
ここではアポロが聖霊に満たされたとは言っていませんから、これ以後のアポロの働きが、聖霊のみわざを行なうものになったかどうか、分かりません。しかし、エペソの信者たちは聖霊を受けないままで、放置されていました。
パウロは彼らを見るなり、彼らが聖霊を受けていないことがすぐに分かりました。パウロが彼らの上に手を置いて祈った時、十二人はみな聖霊に満たされました。
昨今も、聖霊を語らない伝道者や説教者がいると聞いていますが、これは教会にあってはならないことです。
聖霊についての知識を話しても、ペテロやパウロのように、自分が聖霊に満たされて、祈りによって、他の人を聖霊経験に導くことができる人が少ないのです。
パウロは「信じたとき、聖霊を受けましたか。」(使徒19:2)と尋ねました。
「いいえ、聖霊の与えられることは、聞きもしませんでした。」
聖霊経験については、聖霊についての知識を持つのではなく、キリストのご人格である聖霊ご自身を内に持つことが、必要なのです。
ペテロは、使徒3:6で「私にあるものを上げよう。」と言いました。
アポロのように、いくら熱情を込めて語っても、自分の内に聖霊を持っていなければ、他の人に分け与えることができません。
今日、聖霊のみわざがあまり見られないのは、聖霊を内に持っている人が少ないからです。
そこで、今年の年頭のメッセージは、
「毎日、聖霊をもって始めましょう。」
「聖霊の信仰を確かめてから、始める。」
これだけでも、神の栄光は現われます。
使徒の働きにおいて、その全巻が聖霊の働きを記しています。
使徒たちの手紙も、すべてが聖霊の働きを記しています。
今日の私たちの働きにおいても、聖霊が働いて下さったみわざには、たましいに神の光を経験し、喜びに満ちあふれています。
聖霊が働いていない時には、水の洗礼の儀式に頼ったり、知識の納得や、自分の正しさや、熱心さに頼っています。
私たちが今年一年で目指すことは、聖霊をもって行動することです。聖霊が、「あの人のために祈りなさい。この間題のために祈りなさい。」と言われたら、後回しにしないで、すぐに祈ることです。
そして、聖霊の光をたましいで経験することです。
主イエス・キリストをたましいで経験して、救われる人が起こされることです。
このことは、みことばの信仰を活用することと、祈ることによって実現します。
このことは、聖霊が働いて下さると、必ずできます。そして私たちのたましいも喜びに満たされます。
早速、今から始めましょう。
<今週の活用聖句>
ガラテヤ人への手紙、5章25節
「もし私たちが御霊によって生きるのなら、御霊に導かれて、進もうではありませんか。」
<集会案内>
◇1月5日(水)聖別会(73)午前10時半
新約聖書における聖化(7)「聖化の三つの局面(3)聖潔の実」
【2021年 クリスマス感謝献金のご報告】
主に在りて、ご献金を感謝申し上げます。
以下の通り用いさせて頂きますので、ご了承下さい。
・(収入)献金者7名 195,000円
・(支出)主任牧師費 50,000円
・ 伝道師費 50,000円
・ 管理費(冷暖房費など) 45,000円
・ 伝道費(印刷インク代など)50,000円
・ 合 計 195,000円
地の塩港南キリスト教会
横浜市港南区上永谷5-22-2 TEL/FAX 045(844)8421
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