音声:使徒の働き(002) イエス様は生きておられる 1:3~5
写真は、フランスの画家 James Tissot (1836–1902) による「The Appearance of Christ at the Cenacle(二階の間に現れたキリスト)」(Brooklyn Museum蔵)
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使徒の働き(002) イエス様は生きておられる 1:3~5
1:3 イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。
1:4 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
1:5 ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊のバプテスマを受けるからです。」
【新改訳改訂第3版】
【一口まとめ】
イエス・キリストは、十字架上で死なれ、復活されました。十字架と復活が新約聖書の中心メッセージなのですが、弟子たちにとっても死者が復活するということは信じられず、最初は「たわごと」だと言っていました。そのため、イエス様は、説明不要の事実として体験できるように、復活後40日間現れ、魚を食べたりして、弟子たちに体験させました。弟子たちは、直接イエス様を見て触ったので、なんと言われても「しかし、イエス様は生きておられる」と言うことができました。
しかし、40日間現れても、十分ではなく、イエス様は昇天後、ペンテコステの日に聖霊を遣わされた結果、弟子たちは、心に聖霊を宿して変えられ、殉教するほどまでも主に従うことができました。学んで知っているだけでは、力となりません。
聖霊は、神から遣わされ、各人の心の中に生けるキリストとして宿ることができ、この聖霊によって神の国が形作られて行きます。
次の3つは、クリスチャンにとって大切なことです。
1. 聖霊:神の御霊である聖霊に満たされ、いつも更新していること。
2. みことば:神のみ言葉を信じ、愛をもって活用すること。
3. 神の人:神に全く信頼し、神に用いられる人となること。