音声:使徒の働き(034)  御名救拯(じょう) 4:10~12

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使徒の働き
4:10 皆さんも、またイスラエルのすべての人々も、よく知ってください。この人が直って、あなたがたの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリストの御名によるのです。
4:11 『あなたがた家を建てる者たちに捨てられた石が、礎の石となった』というのはこの方のことです。
4:12 この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人に与えられていないからです。」【新改訳改訂第3版】

(たけさんの一口まとめ)

使徒の働きを読んで驚くことは、あれほど人を恐れていた弟子たちが、聖霊のバプテスマを受けた後、どんな迫害も恐れない大胆な姿に変身させられたことです。聖霊に満たされると、不思議な冷静さが与えられ、最も必要なことが教えられ、大胆に語れるようになりました。
このような信仰経験が、みなさんにもあるのではないでしょうか。
この場面では、足の不自由な男が奇跡的に救われました。それは何故か?
それは、神が死者から甦らせたナザレ人イエスのお名前によってでした。
神のみわざはいつなされるのでしょうか。
それは、人の力による可能性がなくなった時、つまり、神のみわざ以外に救われる方法がない時です。その時に、キリストの御名を信じる者に、キリストの復活のいのちの力が注がれるのです。
私たちクリスチャンは、イエス様がすでに救い主であることを知っています。しかし、本当に心から信じているでしょうか?表面上は信じていると言っても、魂の中ではどうでしょうか?
本当の救いは、イエス・キリストのお名前以外にはありません。ペテロは聖霊によって偉大な経験をしました。私たちにおいても、イエス様のお名前によって驚くべきみわざを経験させて頂きましょう。

(参照聖句)

ルカ
12:11 また、人々があなたがたを、会堂や役人や権力者などのところに連れて行ったとき、何をどう弁明しようか、何を言おうかと心配するには及びません。
12:12 言うべきことは、そのときに聖霊が教えてくださるからです。」

ヨハ 16:33 わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、あなたがたがわたしにあって平安を持つためです。あなたがたは、世にあっては患難があります。しかし、勇敢でありなさい。わたしはすでに世に勝ったのです。」

使 1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」

ヨハ 16:7 しかし、わたしは真実を言います。わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。

詩 18:18 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。だが、【主】は私のささえであった。

詩23:1 【主】は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。

詩 118:22 家を建てる者たちの捨てた石。それが礎の石になった。

写真は、フランスの画家Nicolas Poussin (1594–1665) が1655年に描いた「Saints Peter and John Healing the Lame Man(足の不自由な男を癒すペテロとヨハネ)」(Metropolitan Museum of Art蔵)