書籍紹介 「教会学校生徒のちから」

まなべあきら著 B6 70頁

子どもたちは、悩んでいます。この本は、子どもたちが実際に直面する37の問題を取り上げて、心に力をいただけるように、お話しています。

 

 

目次

1、ケンカした時
2、両親にしかられた時
3、両親のいいつけを守りたくない時
4、勉強がいやになった時
5、教会学校に行くのがいやになった時
6、家出したくなった時
7、友だちにからかわれた時
8、ひとりでさびしい時
9、がっかりしている時
10、恐ろしくなった時
11、悲しい時
12、心配なことがある時
13、死にたいと思う時
14、何か失敗した時
15、つかれた時
16、病気になった時
17、友だちと競争して負けた時
18、自分の将来が不安になった時
19、自分の思い通りにならない時
20、どちらをしたらよいか、わからない時
21、じっとがまんしていなければならない時
22、目標を目指して、がんばっている時
23、ガール。フレンドやボーイ・フレンドが好きになった時
24、何でも自分の思う通りのことが出来て、うれしがっている時
25 誘惑された時
26、悪い友達にさそわれた時
27、他人の持っている物が欲しくなった時
28、他人の悪口を言いたくなった時
29、罪がなかなかやめられない時
30、罪を犯して苦しい時
31、どうしてもイエス様が信じられない時
32、イエス様を信じたい時
33、お祈りがなかなか答えられない時
34、聖書がわからない時
35、弱い人に親切にしてあげたい時
36、イエス様を伝えようと思う時
37、家族や友だちが死んだ時

以下、一部抜粋

はじめに

 お友達のみなさん、こんにちは。いつも「教会学校生徒のための いのり」や「教会学校生徒のしつもん はてな?」を読んで下さって、ありがとう。
 こんど新しい本、「教会学校生徒の力」ができました。「いのり」は、お祈りして、心でイエス様を知るための本ですね。「はてな?」は、聖書を勉強する時に、役に立つように書いてあります。これは頭でイエス様を知るための本です。
 それでは、この「力」はどういう本かというと、手足や口や、からだ全体で働くための本です。ちょっと考えて下さい。よく食べて、よく寝ても、全然運動レなかったら、どうなりますか? ふとりすぎて病気になるかもしれませんね。よく食べて、よく寝て、よく運動することが大切ですね。これと同じで、私たちは、心でイエス様を信じて、頭でよく聖書を勉強し、手足や口ではそれを行うことが大切です。だから、この本「力」は、働くための本、運動するための本です。
 この本に書いてあることを、自分にあてはめて、行って下さい。そうすれば、イエス様がどんなにすばらしい力を、みなさんに与えてくださるかが、よく分かるようになります。
 いつもイエス様が、お友達のみなさんと共にいて下さいますように。

一九八一年 二月一三日 まなべ あきら

一、ケンカした時

 ケンカした時、すぐに問題になるのは、どっちが悪いか? どっちが先に手を出したか? だね。たしかに、どっちか先に手を出したんだ。でもね、 ケンカは一人ではできないね。だから両方に責任がある。ケンカをしかけられても、相手にしなければ、ケンカにならないわけだからね
 ケンカが悪い罪なのは、どっちがより悪いか、ということではなくて、イエス様が悲しまれることだからなんだよ。ケンカした時は、どっちが悪いかより、イエス様を悲しませたことのほうが大きな問題なんだ。
聖書にこう書いてある。
 「兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。・・・・・だから、祭壇の上に供え物をささげようとしているとき、もし兄弟に恨まれていることを、そこで思い出したなら、供え物はそこに、祭壇の前に置いたままにして、出て行って、まず、あなたの兄弟と仲直りをしなさい。」 (マタイの福音書5章22節~24節)
 パウロは、「怒っても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで憤ったままでいてはいけません。」 (エペソ人への手紙4章26節)と言いました。
 ケンカした時は、イエス様の十字架を思い出しなさい。イエス様は君のケンカの罪のためにも十字架にかかって下さったのです。すぐにおいのりして、相手の人とも仲直りをしなさい。

二、両親にしかられた時

 どうしてしかられたのか、分かっている時は、いいわけをしたり、逃げたりしないで、すなおにあやまりなさい。そうすれば、すぐにゆるしてくれるよ。どうしていつまでもおこられているのかというと、なかなかすなおな気持であやまらないからじゃないかな。
 もし、しかられるようなことをした時は、両親がまだ気がついていなくても、こちらから早くあやまることだね。「すぐにあやまる」ことが大切だよ。「あとで」とか、「かくしておこう」と思っていると、だんだんあやまりにくくなるから、すぐにあやまることだ。
 そうすれば、いつまでもイヤな気分でいなくてすむ。スッキリした気持で、あそべるんじゃないかな。これは両親だけでなく、学校の先生や友達、それに近所の人に対しても同じだよ。「しかられたら、あやまる。」
 ところで、しかられたあと、「自今はどうしてしかられたのかなあ?」と、思う時がないかな。しかられた理由がわからない時は、わかるまで説明してもらったらいい。君のほうにも言うことがあれば言ってもいい。だけど、すなおな気持でなけれはタメだよ。そして理由がわかったら、すなおにあやまりなさい。
 しかしもっとも大切なことは、イエス様が喜ばれることだったのかどうかということだね。それをよく考えて、イエス様においのりしなさい。
 『自分のそむきの罪を隠す者は成功しない。それを告白して、それを捨てる者はあわれみを受ける。』箴言28章13節

以上、一部抜粋